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2014初夏の旅(22-1)ドブロヴニク [2014初夏ヨーロッパ(オペラと美術の旅]

6/22(日) 終日ドブロヴニクの観光

 昨夕と同じテラスで、朝日を浴びて輝く旧市街を眺めながらいただきました。爽やかな潮風も心地よく、ふと隣のテーブルを見ると朝からシャンパンなど飲んでいるツアーのお仲間が・・・今日の観光はハードなのにだいじょうぶなのかしら?と目が点(笑)。

 さて、いよいよ「アドリア海の真珠」と呼ばれるドブロブニクの旧市街の観光へ。クロアチアといえばドブロヴニクの写真がすぐ目に浮かぶほど、城壁に囲まれたオレンジ色で統一された屋根が並ぶ美しい旧市街です。徒歩で緩やかな坂道を下り

↓紫色のブーゲンビリアが綺麗~!

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 ↓旧市街がだんだん近づいてきます。

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 ↓東のプロチェ門から入りました。

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 ↓まずは旧港からのミニクルーズです。かってはこの小さな港に世界各地を結ぶ交易船でにぎわい、ドブロブニクの繁栄を支えていました。

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↓港にはもれなく猫がいます

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↓ 20人乗りくらいの小さなグラスボートで、出航。聖イヴァン要塞(現在は海洋博物館)が見えてきます。

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↓港から700mほどでロクルム島ですが、島には上陸しないで周りを航行しただけでした。ロクルム島の歴史は古く十字軍の時代からの伝説が残っています。島には受胎告知教会とベネディクト修道院の跡があるとのことで、ぜひ見たかったのですが・・・写真だけで我慢でした。

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↓ロクルム島は3つの美しいビーチがあり、ヌーディストビーチがあることでも有名だそうです。3枚目の写真に注目してください(笑)

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↓ 帆船の向こうに宿泊したホテルが見えます。

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↓ ロクロム島とドブロヴニク東側(ホテルの方)の間には高級クルーズ船が停泊していました。大型の客船は郊外の港に停泊しますが中型以下の船はこの風光明媚な絶好の場所が与えられています。小型ボートに乗って旧市街の観光へ行くのです。

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 1時間ほどのミニクルーズも終わり、旧市街に戻りました。ルジャ広場と目抜き通りのプラツァ通りを中心にあちこち見て回りました。

↓青空市場

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↓ルジャ広場で。右は聖ヴラホ教会

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↓鸚鵡を人の手に乗せて稼ぐ人の後ろでおもちゃのピストルで遊ぶ男の子・・・。

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↓ 旅のお供はわんちゃん。顔まで似ている?

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↓右に旧総督邸

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↓旧総督邸のパティオと柱頭

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↓プラツァ通り

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↓この通りの左右に旧市街独特の路地が続きます。この時写真に夢中になってツアーからはぐれてしまいました(汗)。

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 でも小さいエリアですから、どこかで会えるはずと思っていました。やはり、突き当りの大噴水のところで無事合流できました。

↓オノフリの大噴水

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↓大噴水の近くにフランシスコ会修道院があり見学しました。

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 ☆フランシスコ会修道院

14~15世紀に建てられたのですが、回廊はロマネスク様式です。14世紀の古い薬局が現存しています。その小さな博物館の壁には内戦時の銃弾の跡が残っていました。

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↓裏通りを歩いてましたらポスターが貼ってあり、この通りも1991年にユーゴスラヴィア連邦軍の攻撃を受けたそうです。同じ通りとは思えないほどドブロヴニクの町の人々の努力で修復された美しい街路です。

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☆聖母被昇天大聖堂

 創建されたのは7世紀ごろですが、現在の教会は1667年の大地震の後に改築されたものです。主祭壇の奥にはティツィアーノの「聖母被昇天」の祭壇画があります。ヴェネチアのフラーリ教会で、同主題のものを観た記憶があります。フラーリの大胆なバロック感に比べると控えめな描写ですが、良いものが見れました。横の小部屋にもいくつかの宝物など。ラファエロの聖母子は工房作でしょう。ガイドさんは本物と言い張りましたが・・・。

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 そして再び東のプロチェ門に戻り、ロープウェイの乗り場まで。歩く人とタクシー組に分かれましたが、私は当然(笑)タクシー。そして、ロープウェイでスルジ山山頂へ行き素晴らしい景観を楽しみました。カフェでフレッシュ・オレンジジュースを飲みながら、汗をぬぐいました。旅の間ではこの日が一番暑かったかもしれませんが、この青空ですから・・・幸運でした。

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 下りは歩いて家々の間の階段を抜けて、意外に早く降りられました。プロチェ門の近くのヨットハーバーと海水浴場は大賑わい。

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 この日のランチはフリーですが、添乗員さんが希望者には案内してくれるそうなので、一緒に行きました。ワインに詳しい方なのできっと美味しいところよね~と。裏通りのシーフード・レストランでのランチは期待にたがわず、特に近辺で養殖されている牡蠣は最高でした。

続きます~。




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コメント 2

corsa

懐かしいドブロヴニクの写真、有難うございます。
イタリア語学校でユーゴスラビアの友人が何人かできて、まだ内戦の前に行ったんですよ。その後、この町でも小競り合いがあり…。哀しい思いでも伴う町ですが、その美しさは、今でも忘れられません。
ユーゴも、崩壊して、当時付き合っていた友人たちは、アメリカに行ってしまい、音信不通になってしまいましたが、またいつか、今度は中世をキーワードに訪ねてみたいものです。
by corsa (2014-09-04 05:38) 

alice

corsaさま、ドブロヴニクが内戦時に爆撃を受けたニュースは衝撃的でしたね。あの美しい街でさえ憎しみの対象になるとは・・・。
実は私の従姉の娘はカナダにいるのですが、彼女の夫がユーゴから逃れてきた人なのです。まだ国外には多くの方たちが故郷に戻れずにいるのですね。
今回はツアーなので観光化された場所がどうしても多く、ロマネスクや中世初期行脚の旅には物足りなかったのは否めません。
ツアーのルート上の周辺だけでも、かなり観たいものがありました。
ぜひ!おでかけくださいませ。
by alice (2014-09-04 10:30) 

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