(10)ベルリン [2018秋から冬 台北&ドイツの旅]
11/28(水)
札幌の自宅の暖房は効かせ過ぎなのでしょうか・・・このホテルではいまいち寒い感じで目が覚めました。ツインなのでこの夜からは掛布団を2枚重ねて解決しました。スーツケースを開いたままにしておける立派な台も備わっているのですが、上に照明がないので暗くてよく見えません。
なんだかな~と思いながら朝食室へ。
↓2日目の朝ごはん。パンとオムレツ(好みをオーダーするとテーブルまでサービス)を昨日と変えていただきました。
今日はコンサートとオぺラの二本立てなので遠出はできません。少し早めに行って、席を確保しました。
♪~LES MUSICIENS DU LOUVRE Ⅱ11:00~@STAATSOPER UNTER DEN LINDEN/Apollosaal
37€(自由席)
曲目はラモ―「SIX CONCERTS SEXTUOR」演奏者はコンサートマスターを中心にバイオリン、ビオラ、チェロの6人で演奏されました。ここに来て初めて聴いた曲ですが、6部に分かれた小品の20曲を1時間ほどで弾き終わりました。ハーモニックなラモ―の良さを味わえた演奏でした。バーデン・バーデンからの5日間、短い間にメンバー(それぞれのパートで重要な)は4回演奏したことになります。「本当にお疲れさまでした~!!」
↓開演前
↓珍しく出待ちしてパチリ 演奏を終えてほっとした笑顔です。
↓もちろんミンコフスキさんも見えて、感想を述べてらっしゃったようですが…お邪魔になるので退散。
↓ ベルリン歌劇場の入り口ホール
歌劇場からはウンター・デン・リンデン大通りを隔ててほぼ向かいに建つドイツ歴史博物館へ。裏側の新館では特別展があったようですが、本館だけ見学しました。
☆ドイツ歴史博物館(初)<中世からベルリンの壁が崩壊するまで>
ドイツの歴史には無知な私ですが、中世のものを期待して入館しました。でも歴代の皇帝や総督の肖像画が目立ち、戸惑いながら一巡り。i Phoneのカメラで幾つか撮りましたが・・・。
↓中世の十字架/何処にあったものかなど詳細不明
↓クラナハ「ルター夫妻の対画肖像」1925 ほぼ同じ作品がバーゼルやウフィツイにもあります。
↓メンデルスゾーンの肖像画とオルガン
↓ランチは博物館併設のレストランで。スープ、パン、デザート
なにしろ、量が多いのでおなかがいっぱい(ビールも飲んでしまって 汗)、夜のオペラまでホテルで仮眠。
♪~モンテベルディ「ポッペアの戴冠」Claudio Monteverdi L'incoronazione di Poppea @STAATS OPER unter den LINDEN
97€
Conductor
Diego Fasolis
Director
Eva-Maria Höckmayr
Sets
Jens Kilian
Costumes
Julia Rösler
Lighting
Olaf Freese, Irene Selka
...
Nerone
Max Emanuel Cencic
Ottavia
Katharina Kammerloher
Poppea
Roberta Mameli
Ottone
Xavier Sabata
Seneca
Franz-Josef Selig
Drusilla
Slávka Zámečníková
Liberto/ Lucano
Adam Kutny
Valletto/ Amore
Lucia Cirillo
Damigella/ Fortuna
Narine Yeghiyan
Nutrice
Jochen Kowalski
Arnalta
Mark Milhofer
Conductor
Diego Fasolis
Director
Eva-Maria Höckmayr
Sets
Jens Kilian
Costumes
Julia Rösler
Lighting
Olaf Freese, Irene Selka
...
Nerone
Max Emanuel Cencic
Ottavia
Katharina Kammerloher
Poppea
Roberta Mameli
Ottone
Xavier Sabata
Seneca
Franz-Josef Selig
Drusilla
Slávka Zámečníková
Liberto/ Lucano
Adam Kutny
Valletto/ Amore
Lucia Cirillo
Damigella/ Fortuna
Narine Yeghiyan
Nutrice
Jochen Kowalski
Arnalta
Mark Milhofer
ベルリンバロック祭2018のオペラは3公演観れました。トップはこの「ポッペアの戴冠」です。数年前に聴いた東京でのコンサート形式を含めるとエクサンプロヴァンス、パリ、ミラノと今回で5回目になります。残念なことにネローネのチェンチッチがキャンセルになり、韓国人のCT(名前忘れ)に変わりました。でも何度かベルリンでこの役を歌っているようで、素晴らしいパフォーマンス。パワーがありセクシーさも備えたネローネでした。ポッペアのマメリは同役を東京で聴いていたこともあり、オペラの本舞台でのマメリへの期待は大でした。そして、その期待以上の魅力的なポッペアに目も耳も釘付け状態でした。
演出は舞台展開もなく、セットも最小ですが、奥行を生かして、ほぼ出ずっぱりのキャストたちの動きでこのドラマの複雑さを見せてくれます。でも普段は出番のない幕でも舞台に乗っているわけですから、皆さん大変だろうなと同情しました。指揮のファゾリスは過去にミンコスキやヤコプス、アレッサンドリーニで聴いているから・・・いまいち。演奏はベルリン古楽アカデミーでした。
↓カーテンコール
↓ホテルの吹き抜けロビーを飾るクリスマス・イルミネーション
コメント 0