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(7-1)京都(曼殊院門跡、詩仙堂) [2019 初秋の旅 関西と福井]

10/2(水)

 京都で2泊しても丸一日遊べるのはこの日だけです。京都駅ののA1乗り場から市バス5番で「一乗寺清水町」まで。この日は10月というのに30度を超す暑さでした。観光客の少ない路線のようで、地元のおばさんたちの「なんやろ~いつまでも暑うて、かないまへんなぁ」とかいう京都弁?を聞きながら、目的の停留所で降り、1Kほど歩くと曼殊院門跡です。道が入り組んでいますので、このエリアを訪ねる時はMAP必携です。


 曼殊院門跡の歴史は古く(草創は8世紀)、当初は比叡山にあったそうですが、現在地に移ったのは1656年のこと。当時の皇族桂宮家の良尚親王の創意による造営で、江戸時代初期の代表的書院建築(桂離宮との関連)。歴代、学徳の秀れた僧の多かった名刹として知られ、国宝の黄不動、古今和歌集曼殊院本を蔵しています。


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基本的にはカメラ禁止ですが、↓の庭園(枯山水)はOKでした。鶴をかたどった五葉の松(樹齢約500年)


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↓藤袴


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書院や客間には狩野探幽筆の障壁画や襖絵など。有名な「幽霊」の掛け軸はどこにあったのでしょうか?記憶にないので観ていないと思います。


生粋の寺院とも違う風雅な建築(茶室も拝見)の門跡は、また洛北の紅葉の名所としても知られています。


↓曼殊院門跡の御朱印

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↓青楓でもその繊細な葉の連なりにウットリ。


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↓この曼殊門跡の外壁と続く道。ここが紅葉の時期になると・・・さぞ素晴らしいことでしょう。


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↓正門(いつもは閉まっています)

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↓前の道を降りて、次の目的地「詩仙堂」を目指して歩きました。

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途中迷いそうになりましたが、詩仙堂とか圓光寺の案内板がでていて、助かりました。


↓圓光寺も庭が自慢のお寺らしいのですが、素通りして詩仙堂へ。

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↓入り口の門は「小有洞」と呼ばれる門、うっかりすると通り過ぎそうです。


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参道を上り詰めたところ(左方向)の「老梅関の門」を抜けると初めて詩仙堂の建物が目に入ります。

↓詩仙の間から眺めた庭園

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↓一旦外に出てから、先ほどの参道から「残月軒」のほうに回ります。

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初秋の花があちこちに咲いていていて、風情があります。↓紫苑


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↓酔芙蓉


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「百花場」のあたりを花を追いながら散策 ↓秋明菊

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↓椿も咲いていました!


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秋の花は派手さはないけれど、しっとりとした風情で素敵でした。


↓裏山も迫っていて、洛北の自然に浸りました。

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↓詩仙堂丈山寺の御朱印


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 白川通の停留所まで戻り、バスに乗車したのですが、次第に混んできてノロノロ運転に。ランチや次に行く予定だった祇園には何時に着くの? たまらず途中下車して、当初の計画には入っていなかった白沙村荘を見学することに・・・。続きます~。

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