私の絵葉書美術館 [絵葉書コレクション(ハー1)]
バウツ Dieric Bouts(ネーデルランド)1415頃~1475
初期ネーデルランド第2世代の画家。エイクやウェイデンの影響が見られ「ヤンの眼を持ってロヒールの形体を描いた」と評される。息子のアルブレヒトも画家。
↓ウィーン/美術アカデミー付属美術館の聖母戴冠
↓ミュンヘン/アルテ・ピナコテークのキリストを見よ,神の子羊を(Ecce agnus Dei)
↓同上の洗礼者ヨハネ(「ブラバントの真珠」の祭壇画)
↓ロスアンジェルス郊外/ポールゲッティ美術館の受胎告知
↓マドリード・プラド美術館の聖母の祭壇画
↓シカゴ美術館の悲しみの聖母
↓クラコフ(ポーランド)/チャルトリスキ美術館の受胎告知
↓リヨン美術館の哀しみのキリスト(息子アルベルヒトの作)
バッサーノ Jacopo Bassano(伊)1510~1592
16世紀後半のヴェネツィア派の画家。故郷バッサーノの名前が通称になっている。ヴェネツィアで修行の後はバッサーノに戻り、制作活動。ティツィアーノの感化が大きいが、ローマやフィレンツェのマニエリスムの影響を受けた。風俗、風景や夜景の描写にもすぐれ、17世紀絵画の先駆者の1人に数えられる。
↓パサディナ(米)/ノートン・サイモン美術館のエジプトへの逃避
↓ヴィンタートゥール(スイス)/オスカー・ラインハルト美術館の羊飼いの礼拝
パッヒャー Michael Pacher(オーストリア)1435頃~1498
15世紀ティロル地方で活動した画家、彫刻家。ネーデルランド美術の影響を受けたが、ティロル地方がイタリアに近いこともあり、修行時代はパドヴァとマントヴァに遊学した。また繊細な線描にドイツ・ゴシックの名残も見受けられる。南ドイツ、ドナウ川流域の美術に深い影響を及ぼした。
↓ミュンヘン/アルテ・ピナコテークの教父の祭壇画
↓同上の受胎告知
↓ザンクト・ヴォルフガング/教区聖堂の祭壇画(開扉面の部分)
パティニール Joachin Patinir(ネーデルランド)1480頃~1524
16世紀ネーデルランドの風景画を専門に手掛けた最初の画家とされる。宗教や神話の主題を一種の口実として風景描写を描いていた。空想の景観を巧みに実景に配している。
↓マドリード・プラド美術館のスティクス川を渡るカロン
ハルス Frans Hals(オランダ)1581/85~1666
オランダ絵画黄金時代の最初期を代表する肖像画家。明るい色彩と大胆な筆使いで風俗画風の肖像画を描いた。集団肖像画でも個々の人物の描写は自然で従来の単調さを一新した。1620年代からは一層自由な筆運びと直描きの技法が冴えている。
↓デン・ハーグ/マウリッツハイス美術館の笑う少年
↓アムステルダム国立美術館の庭の夫婦
↓同上のThe Meagre Company(通称/やせた警備隊)
↓同上の陽気な酒飲み
↓ハールレム/フランツ・ハルス美術館の聖ゲオルギウス市警備隊の士官たちの晩餐(1616)
↓同上の聖ゲオルギウス市警備隊の士官たち
↓同上の聖ゲオルギウス市警備隊の士官たちの晩餐(1627頃の前列中央部分)
↓同上の養老院の女理事たち(部分)
↓フランクフルト/シュテーデル美術研究所の女性の肖像画
↓同上の男の肖像画
↓チューリッヒ美術館の男の肖像
↓ヴィンタートゥール(スイス)/オスカー・ラインハルト・コレクションの勉強する少年
↓ブリュッセル王立美術館の3人の子供たち
↓パリ/ルーヴル美術館のジプシー女(La Bohemienne)
↓パリ/ジャックマールーアンドレ美術館の男の肖像画
↓ウィーン/美術史美術館の女性の肖像画
↓ロンドン/ケンウッド・ハウスのピーテル・ファン・デル・ブルッケ
↓ロンドン/ウォーレス・コレクションの笑う士官
↓ロンドン・ナショナル・ギャラリーの頭蓋骨を持つ青年
↓ベルリン国立絵画館の乳母と子供
↓同上のマッレ・バッペ
↓ミュンヘン/アルト・ピナコテークのヴィレム・ファン・ヘイトハイゼン
↓マドリード/テッセン・ボルミネッサ美術館の風景の中の家族の肖像
ハンス・ボロンジェ Hans Bollongier(オランダ)1600~1645
17世紀の花の静物画を専門に描いた画家。
↓アムステルダム国立美術館の花の静物画
↓ハールレム/フランス・ハルツ美術館の花の静物画
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