私の絵葉書美術館 [絵葉書コレクション(ハ-2)]
バルテュス Balthus(仏)1908~2001
新即物主義的な意味での幻想的リアリズムの画家。両性具有の感性と肉体をもつ少年や少女のの通過儀礼、閉ざされた室内や街路の白昼夢などを描いた。
↓ニューヨーク/メトロポリタン美術館の山
↓同上の目を覚ましたテレーズ
↓ニューヨーク/近代美術館MoMAの街路
↓パリ/ポンピドー・センター・近代美術館のトルコ風の部屋
↓同上の画家とモデル
↓マドリード/テッセン・ボルミネッサ・コレクションのトランプの勝負
バルドゥング Hans Baldung Grien(独)1484/1485頃~1545
デューラーのもとで修業したが、色彩や表現主義的な形態の歪曲はむしろ、グリュ―ネヴァルトに近い。主にストラスブールで活躍した。「死とエロティシズム」を主題にした作品も多い。
↓マドリード/テッセン・ボルミネッサ美術館のアダムとイヴ
↓マドリード・プラド美術館の人生の諸段階と死
↓ミュンヘン/アルテ・ピナコテークのガンバと猫を伴う女性像
↓同上の鏡と蛇を伴う女性像
↓バーゼル美術館の聖母子と聖アンナ
↓ストラスブール/ウーヴル・ノートルダム美術館の薔薇の間垣の聖母
↓バーゼル美術館の死と乙女(2枚の対画)
↓フランクフルト/シュテーデル美術研究所の2人の魔女
↓同上のキリストの誕生
↓ベルリン国立絵画館の聖母子と天使
パルマ・イル・ヴェッキオ palma il Vecchio(伊)1480頃~1528
16世紀ヴェネツィア派の画家。G・ベッリーニらの影響を受け、1510年以降ヴェネツィアで、ティツィアーノと並ぶ人気を博し、多くの祭壇画などを制作。量感豊かなモデリング、豊麗な色彩などヴェネツィア派の特色を余すところなく発揮している。
↓マドリード/テッセン・ボルミネッサ美術館の女性の肖像(ラ‣ベッラ)
↓リヨン美術館の女性の肖像
パルミジャ二ーノ Parmigianino(伊)1503~1540
初期マニエリスムの代表画家。コレッジョの強い影響を受け、初期にはパルマで活躍後、ローマに滞在。ミケランジェロやラファエッロの影響を受けた。引き延ばされたプロポーションと官能的で唯美的な表現が特徴。晩年は錬金術に凝り精神的危機に陥った。
↓パルマ(伊)国立美術館の若い女性の肖像(トルコの女奴隷)
↓同上の自画像
↓パリ/ルーヴル美術館の若い男性の肖像(自画像?)
↓同上の犬のデッサン
↓ローマ/ボルゲーゼ美術館の肖像画
↓ローマ/ドーリア・パンフィーリ・ギャラリーの聖誕(部分)
↓フォンタネッラート(パルマ)/サンヴィターレ城のディアナとアクタイオンの物語より(部分)
↓コペンハーゲン国立美術館のロレンツォ・チーボ
↓ロンドン/大英博物館の犬を伴った自画像?
↓ロンドン/コート―ルド美術研究所の聖母子
↓ナポリ/カポディモンテ国立美術館のガレアッツオ・サンヴィターレ
↓ウィーン/美術史美術館の聖パウロの回心
↓同上の凸面鏡の自画像
↓同上の弓を作るキューピッド
バロッチ Federico il Barrocci(伊)1535頃~1612
16世紀後半に活躍したマニエリスム=バロックの画家。主にウルビーノで活躍。コレッジョの影響が大きく、彼から受け継いだ輪郭のぼかし、暖色中心の色調、ダイナミックな構図が特色。
↓ロンドン/ナショナルギャラリーの聖母子と聖ヨセフ、幼児の洗礼者ヨハネ
バーン=ジョーンズ Edward Coley Burne-Jones(英)1833~1898
ラファエル前派後期の画家。神秘的で装飾的な古典的スタイルを確立。77年に大作8点を発表して大成功をおさめる。古典神話や中世伝説をはじめとする文学に主題を得、優美で静謐な画家独自の詩的世界を表現。
↓郡山(福島県)市立美術館のフローラ
↓サウザンプトン(英)市立美術館の果たされた運命・大海蛇を退治するペルセウス(成敗)
↓同上の聖杯堂の前で見る騎士ランスロットの夢
↓ダブリン市立ヒュー・レイン美術館の眠り姫
↓オックスフォード(英)/アシュモリアン美術館の音楽
↓同上の女子修道院長の話(キャビネットの装飾画)
↓ロンドン・テイト・ギャラリーのコフェチュア王と乞食の少女
↓同上の黄金の階段
↓ケンブリッジ(米)/ハーバード大学付属フォッグ美術館の天地創造日々(第6日目)
↓同上のダナエと真鍮の塔
バビューレン Dirck van Baburen(オランダ)1595~1654
ユトレヒト・カラヴァッジョ派の画家。1612年からローマでカラヴァッジョ派の画家たちと交友。1920年、ユトレヒトに戻り、風俗画など描き活躍した。
↓ユトレヒト/中央美術館のリュート奏者
バルトロメオ bartolomeo da Venezia(伊)1502~1546
↓フランクフルト/シュテーデル美術研究所の若い女性の肖像(フローラ)
ハント William Holman Hunt(英)1827~1910
ラファエル前派の画家。ロンドンの美術学校で知り合ったミレイやロセッティらとラファエル前派を結成。シェクスピアなどの文学作品や同時代の社会風俗、宗教問題を題材に、細密な自然描写と象徴的な意味づけ、ラファエル前派の典型的な絵画を制作。ラファエル前派を解散後は中近東を旅して、宗教画の大作に取り組んだ。
↓オクスフォード/アシュモリアン美術館のイギリス皇太子成婚の夜のロンドン・ブリッジ(1863年3月10日)
↓ロンドン/テイト・ギャラリーの良心の目覚め
↓同上のクローディオとイザベラ
ハンマースホイ Vilhelm Hammershoi(デンマーク)1864~1916
デンマークの画家ハンマースホイの絵画は白・黒・灰色を基調とした抑えた色調で、時間の止まったような静寂な空気を感じさせる細密なタッチの室内画が中心である。室内風景画の多くには鑑賞者に背を向けた人物(その多くは彼の妻イーダ)が描かれている。
ハンマースホイは生前にはデンマークを代表する画家として、特に国外で名声を得たが、その死後は急速に忘れられていった。再評価が始まったのはようやく20世紀末になってからである。
↓パリ/オルセー美術館の休息
↓ハノーファー(独)/ニーダー・ザクセン州立美術館の室内-Strandgade30
↓東京/国立西洋美術館の室内-ピアノを弾くイーダ
↓ラナース(デンマーク)市立美術館の室内-後ろ姿の若い女性
↓個人コレクションの室内-ピアノを弾く女性
↓個人コレクションの室内-Strandgade30
↓コペンハーゲン/ザ・ダヴィッド・コレクションのオープン・ドア
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