(2-1)台北 [2018秋から冬 台北&ドイツの旅]
11/20(火)
朝食はロビー階にあるレストランでビュッフェです。大型のホテルなので、ツアーのお客さんが多く、一人旅のシルバー女子は私くらいです。
↓麺、大根餅、小籠包
↓暑くなりそうな朝、部屋の窓から
↓ホテル本館の裏側
今日の予定は台北市内の観光です。まずホテルのシャトルバスでMRT圓山駅へ。駅では窓口でICカードを購入。足りなくなったらチャージもできるそうですが、面倒なので大目に買い、最後は空港の売店で使い切りました。
MRT龍山寺(ロンシャンスー)駅で降車。暇そうなおじいさんたちがたむろしている小さな公園を抜けると
↓龍山寺(道教の廟)清の時代1738年の創建。観光客に交じって、地元の人たちが経本を持ち、熱心に祈る姿も見られます。
↓上の建物の奥へ
↓突き当りの正殿には観音菩薩様
↓赤い蝋燭を捧げる熱心な信者さんたち
龍山寺の近辺は庶民的な食堂が軒を並べる界隈です。近くに胡椒餅で有名なお店があるというので探しました。
↓路地の奥にようやく発見
↓ただいま仕込み中とのことで予約2個。番号札をもらって
表通りの売店で台湾スィーツの定番タピオカ入りミルクティーを飲んで、胡椒餅の出来上がりを待ちました。時間になり行ってみますと、先ほどは誰もお客さんが居なかったのに10人ほど店先に並んでいて、無事ゲット。
↓福州元祖胡椒餅(値段を忘れましたが1個150円くらい)胡椒がきいた肉汁たっぷりで激うま!
龍山寺からMRTを乗り継いで故宮博物館へ。隣接する公園で残りの胡椒餅をいただき休息。
続きます~。
(1)札幌~台北 [2018秋から冬 台北&ドイツの旅]
次女が北米に住んでいたころに使ったマイルの残がありました。デルタ航空は日本の国内線が使えないので、台湾へ行くことにしたのですが、かなり早くから予約しないとマイル特典は使えません。今回も半年以上前に予約してありました。帰途東京でCTのファジョーリ初来日のコンサートもありますから、グットタイミングでした。それは良いのですが、その後、この頃にベルリンバロック祭やバーデンバーデンのミンコフスキ&MDL、その他おまけも豪華ということが判明。幸い希望の演目すべてを予約できましたので、札幌には戻らずにドイツへ飛ぶことにしました。一番困ったのは旅支度です。札幌の11月といえばほとんど冬ですが台北の11月は初秋・・・途中の東京は秋。台北3泊分を持って出発して、あとのドイツ2週間分は東京のホテルに送るということで、なんとか解決できました。
日程は札幌~台北(3)~東京(1)~フランクフルト(1)~バーデン・バーデン(2)~ベルリン(5)~ミュンヘン(4)の16泊18日
MAP 台北
11/19(月)
千歳11:00→羽田12:40(JAL)/14:15→台北松山空港TSA17:15(中華航空)
台北ザ・グランドホテル3泊
台北ザ・グランドホテル3泊
北海道の11月といえば初雪がすでに降っていて不思議のない時期ですが、幸いなことに出発までは比較的穏やかな気候で、薄いキルトのジャケットで出発しました。でも、羽田ではすでに着ぶくれ感…暑い~とつぶやきながら、初めてのチャイナエアーラインの機内へ。時差は1時間、機内食をいただいてウトウトしているうちに夕方の松山空港に到着。
松山空港では手持ちの200米ドルから台湾元に両替。結構良いレートで、物価の安い台湾での3泊4日はこれで充分間に合いました。特にタクシー代や電車バスなどの交通費は安いです。(ホテル代はカードで)
ホテルは空港から北西の圓山地区にある小高い丘の上に建つ大きなホテルです。夜空に浮かぶ宮殿様式の圓山大飯店の威容には少なからず驚きでした。チェックインを済ませてから、ホテルの車で建物の裏側から部屋に入りました。
↓広いツインルームですが、バスタブはついていません。
ここのホテルは無料のシャトルバスが地下鉄の駅や士林夜市に連絡していますので便利。街中の喧騒も避けてここを選んだのですが、大きな建物で迷子になりそう・・・。2時間ほど休んでから、夕食のため外出。夜になっても20度近くありました。階段を上ったり下りたりして、表側の玄関までようやくたどり着き、シャトルバスに乗車、士林観光夜市へ。
↓剣澤駅の前で降車すると夜市が見えます
↓フルーツショップ
↓豆花?揚げたてを屋台で
↓海鮮グリルの屋台
↓近くに来るとやはり異様な臭い・・・
↓美食區で。まて貝と青菜の炒め物、牡蠣のオムレツ、ビール
↓〆は蟹のスープご飯
夜10時ごろシャトルバスでホテルに戻りました。
↓クリスマスツリーの飾られたロビー。ピアノとヴァイオリンの演奏もあって、華やかな夜。
↓ロビー正面の大階段を上って、右折、左折・・・遠くの自分の部屋へ戻り、シャワーを浴びて就寝。
(4)米子~札幌 [2018初秋 丹後と山陰の旅]
9/22(土)
昨夜の雨も上がってこの日は良い天気でした。朝食が好評というANAホテル、朝から食欲旺盛で山陰グルメを楽しみました。小さいけれど、のどぐろの干物の焼いたのもいただけました。
バスの出発はこの旅の目玉の足立美術館のオープン9:00に合わせて、7時50分頃。ギリギリなのかと思えば、途中お土産屋さんに寄るので・・・白けます。
☆足立美術館は美術品の展示というより庭園が売りのようで、館内のどこからも、大きなガラス越しに手入れされたお庭を眺められます。庭園を歩き回れると思っていたので、肩透かしでした。
先ず庭園を鑑賞してから美術館~茶室と回りました。
↓庭園の背後に山並みの景色が広がって、ここが一番のお気に入り。
↓ここも自然との調和が見事でした
↓池庭
↓枯山水庭
☆足立美術館は横山大観の生誕150年を記念した特別展「横山大観VS日本画の巨匠たち」開催中でした。
大観をはじめ竹内栖鳳、松林桂月、川端竜子、川合玉堂などが背揃いです。なかでは大観と下村観山の合作「巌上の両雄」(明治42年)がマグリットの空と巌の描写を彷彿とさせて素晴らしかったのです。しかしカメラ禁止でした。記憶もあいまいになり画像を検索したのですが、不明。
大観と観山の合作は早稲田大学の会津八一記念館にもあるそうなので、機会を見て訪れたいと思います。
↓大観の「雨熏る」昭和15年(1940) 81.2×114.3 cm 札幌にも来ていた一番好きな作品
↓川合玉堂「春雨」昭和17年(1942)頃 44.5×56.8 cm
陶芸コレクションの北大路魯山人や河井寛次郎を鑑賞後お茶室(寿立庵)へ。
寿立庵は桂離宮の茶室松琴亭(小堀遠州作)のおもかげを写し建立。昭和56年に当時の裏千家の家元千宗室氏による茶室開きを行い、お家元によって寿立庵と命名されました。
美術館の人込みから離れて、静かな和の空間で薄茶と和菓子をいただいてお庭も拝見
↓庭から眺めた寿立庵
↓紅葉にはまだ間がありますが、ほんのり薄紅色に縁どられた楓
足立美術館をあとに昼食予定の大山山麓まで2時間ほど走り「みるくの里」へ。
自由食ということで、早速一人旅のお仲間とバーベキューコーナーへ。鳥取産の牛肉と野菜を焼きながら、生ビールの美味しいこと!
↓着いた頃は厚い雲に覆われていましたが
↓次第に晴れてきて、日本海、米子付近の美保湾方面を遠望
↓振り返ると大山が山頂まで姿を現して
↓その15分くらいで、あとはまた雲がかかってしまいました。
ここからは伊丹空港まで長いバスの旅。大山観光のメインの神社やお寺には行く時間がなくて残念でした。
伊丹18:55→千歳20:40
夕食は搭乗前に買ったお弁当で機内食。
↓来るとき昼間には見えた大阪城も夜は見えなくて、がっかり。
日本は狭いと言いますが、今回駆け足で山陰地方を巡り、つくづく日本も広いな~と感じ入りました。旅ができる体力が残っているうちに、なるべく自分のプランで歩いてみたいと思います(終)