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(5-2&6)松本(御射鹿池&帰札) [2020年秋 信州の旅]

~続きです。


 昼食を終えて次は御射鹿池まで、バスは山道や別荘地を縫って走りました。30分ほどで御射鹿池に到着。駐車場から道を隔てて美しい池があります。ここは東山魁夷画伯の「緑響く」に描かれた池だそうです。

↓東山魁夷美術館HPから『緑響く』蓼科高原・御射鹿池/1982年

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≪緑響く≫

 一頭の白い馬が緑の樹々に覆われた山裾の池畔に現れ、画面を右から左へと歩いて消え去った―そんな空想が私の心のなかに浮かびました。私はその時、なんとなくモーツアルトのピアノ協奏曲*の第二楽章の旋律が響いているのを感じました。

おだやかで、ひかえ目がちな主題がまず、ピアノの独奏で奏でられ、深い底から立ち昇る嘆きとも祈りとも感じられるオーケストラの調べが慰めるかのようにそれに答えます。白い馬はピアノの旋律で、木々の繁る背景はオーケストラです。

信州を愛し描いた画伯の作品の中でもひときわ印象に残る傑作です。TVの吉永小百合さん出演のCMでも有名になり、観光客が増えたそうです。

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 ↓右手に進むと土手がありますが、入れません。危険注意!の看板がありました。

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松本市内に戻りました。皆さんは松本時計博物館へ。私は松本市美術館へタクシーで。閉館が迫っていますので、あまりゆっくりは観られなかったのですが、松本市出身の草間彌生のワールド を楽しみました。

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↓美術館の壁も水玉

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↓中庭

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バスで松本駅~ホテルと戻りました。夕食はルレ・エ・シャトー に加盟している人気のフレンチレストラン「ヒカリヤ」へ。旅のスケジュールには夕食の場所は書かれてなかったので、嬉しい驚きでした。

↓レストランの待合所

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↓ここから中庭を通って蔵屋敷(明治時代)をリノベーションしたレストランへ。

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↓この日はお月見なので

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全部で8皿のコース↓は2皿目の甘海老(塩麹/カラマンシー)

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↓4皿目の南瓜(トマトのソルベ)

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↓5皿目の太刀魚のパイ包み(烏賊/海老/長芋)アメリケ-ヌ

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↓6皿目の子羊(モンサンミッシェル/茄子)

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↓最後のミニャルディーズ

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コロナの影響でしょうか、私たちのほかは一組だけでした。なかなか凝ったフレンチを堪能しました。明日から週末で東京のGotoが解禁になります。きっとこのレストランも賑わうのでしょう。

10/1  10224歩

10/2(金)

ツアーの皆さんとはホテルでお別れです。チェックアウトと荷物を宅配便で送り、バスセンターから空港へ。昼頃の便で札幌に帰りました。飛行機はほぼ満席でした。↓ふじ ドリームエアラインの飛行機

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白駒池で少し霧雨が降ったほかはほぼ晴天が続きお天気に恵まれ、美味しいものをたくさんいただいてコロナ疲れをリフレッシュできました。

この後1カ月のコロナ禍は少し収まっていたのですが11月に入って北海道も暖房で換気が不十分になると感染者が増え始め、Gotoはストップ。続いて12月になると首都圏も厳しい状態になってきました。まだ先が見通せない状態ですが、終息宣言がでるまで、どれだけの月日がかかるのでしょう。一日でも早くその日が来ますように・・・。(終)

 


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(5-1)松本(蓼科/白駒池) [2020年秋 信州の旅]

10/1(木)

 8:30ロビーに集合して大型バスで松本から南東方向の蓼科高原に向かいました。途中の道は変化にとんだ景色で、諏訪湖や少し色付始めた山道に見え隠れする別荘の佇まいなど、飽きることなく眺めました。標高の高い麦草峠(標高2120m)を越えると白駒池の駐車場です。ここから徒歩で白駒池(標高2115m)の周囲を1周しました。周囲1.8k、徒歩で1時間弱ですが、私たちはゆっくり写真を撮りながら1時間半かけて歩きました。周りは苔と原生林が広がり謎めいた雰囲気もあり、面白いところでした。

↓入り口

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↓木道ですが、朽ちて危険な個所もあり、用心しつつ歩きました。


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↓苔を拡大で写しました。コセイタカスギゴケ?


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↓白駒池が見えてきました

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↓霧雨が少しの間晴れた瞬間です。標高が高いので、色づき始めた木々もあり綺麗~!!


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↓「もののけの森」と呼ばれる場所は丸山の噴火によってせき止められたところです。

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↓ムツデチョウセンゴケ?

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 コロナの影響で休業の店も多かったので、昼食は蓼科高原カントリークラブのレストランでいただきました。名物の〇〇鍋定食です。名前を忘れてしまいましたが美味しくてほぼ完食。量が多いのはゴルフ場だからでしょう。


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続きます~。



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(4)松本(上高地) [2020年秋 信州の旅]

9/30(水)

 朝の検温も無事に済みました、添乗員さんは入り口付近で食事しながら、私たちメンバーが来るのを見張って、来るとさっと立ち上がり検温していたのです。食べた気がしませんでしたでしょう。ご苦労様です。


この日は本来はフリーでしたが、希望者は上高地観光に案内してくれることになっていて、全員が申し込みました。費用は1人7000円でした。


朝の出発は9:00。途中トイレ休憩があり、マイカー乗り入れ規制のため観光バス以外はタクシーか自転車しか通れないという釜トンネルを抜けると間もなく大正池が見えてきます。ここで記念写真を撮る予定だったのですが、ストップできないとのことで、上高地バスターミナルへ。「こんなに空いている上高地は初めて!」と何度か来たことのある方が驚いていました。


↓バスターミナルから河童橋へ

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↓青空に穂高連峰がくっきり見えて、上高地が初めての私は大感激でした。

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↓河童橋の上から撮影


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河童橋から梓川の右岸道~明神橋から左岸道で河童橋に戻るコースを選んだのは私と70歳くらいの方の二人だけです。2時間あれば十分と思ったのですが、結局はランチをとる時間もなく歩き詰めでした。


ただ平坦コースのうえ木道も多く、楽でした。

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↓ほぼ1時間くらいで明神橋に到達

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↓穂高神社奥宮近く。 左に明神池

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目の前に聳える明神岳2931M


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明神橋からの梓川左岸道は45分と地図には書いてありましたが標識もなく、迷ったのかと思うほど時間がかかりました。途中出合ったハイキングの方に訪ねるとまだ15分ほど歩くと言われて「え~っ!」集合時間に間に合うかどうかです。走るようにして集合場所にたどり着きました。

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バスに乗車する前にあわただしく買った「野沢菜のお焼き」が昼ごはんになりましたが、快晴の秋空の下、良い思い出になりました。ホテルには午後3時ごろには戻りましたので、夕食まで昼寝&休憩が取れました。そのうえ夕食はホテル1Fの中華レストラン「聖紫花」なので疲れません。高齢者のグループには配慮が行き届いています。

食後は有志で14階の夜景の綺麗なバーへ。カクテルをいただいて、松本の夜は楽しく更けました。

9/30 15737歩

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