SSブログ
2019春 函館&東京 ブログトップ

(5)東京&帰札 [2019春 函館&東京]

4/6(土)東京羽田17:30→札幌19:00


 出発便まで時間はたっぷりあります。チェックアウトまでゆっくり休んだ後は宅急便で荷物を出して、身軽になりました。朝食は控えめに済ませていたので、八重洲ビルで羽田までのバスの時刻をチェックしてから、隣のビルの「サラベス」へ。サラベスの本店はNYのセントラルパークの近くにあり、長女と行ったことがありました。あまり並ばずに入れましたが、忙しいのか笑顔のサービスゼロ。本店に比べるとカジュアルな内装、テーブルの間隔も狭いのですが、お値段は高級志向・・・。土曜日なので、お客さんも途切れなく繁盛していました。


↓苺のホットケーキ

2845508_2307060066_116large.jpg


↓2011年春NYで。同じものを食べていました!

DSCF5294.jpg


東京ステーションギャラリーで北欧の建築家アアルトの展覧会があるのを知って、覗いてみました。

アルヴァ アアルトもうひとつの自然」と題された展覧会です。

Alvar Aaltoはフィンランドの建築家(1898~1976)で、建築だけでなく家具や壁面タイル、ドアノブのデザインまで手掛けたことなど。フィンランドの豊かな自然を有機的にデザインしたことで知られています。

設計図やドローイングが引き出しに保管されていて、自由に見ることができます。建築科やデザイン学校の生徒さんたちが熱心にご覧でした。

北欧の国々で私が訪れた唯一の国がフィンランドでしたが、アアルトの建築は一つも見ていませんでした。図書館やサナトリウムの写真が多数飾られていました。小物デザインの中でも超有名なのが

↓Savoy Vase(1936)と呼ばれている花瓶でしょう。写真はNETから拝借しました。

Aalto-vase3-cut.jpg

さて、ミュージアムの出口からは駅構内を見下ろす回廊にでました。そこにはぐるりと


↓東京駅創建当時(1914)の駅舎の3階回廊の持ち送りが保存展示されていました。月の満ち欠けをデザインしています。有機的な意匠に感服するばかり。

IMG_2015.JPG


↓下弦の月?


IMG_2016.JPG


 八重洲口の鉄鋼ビルに戻って、リムジンバスで羽田空港まで移動。桜の咲く東京からまだまだ早春の寒~い札幌に無事帰り着きました。(終)



nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

(4)東京 [2019春 函館&東京]

4/5(金)

 この日も上野駅と東京駅の往復です。夕方からのオペラに合わせて、遠方は避けて東京国立博物館の『両陛下と文化交流/日本美を伝える』の見学をしました。副題が特別展/ご即位30年記念とありましたので、退位する直前の現上皇さま関連の催しでした。宮内庁三の丸尚蔵館と宮内庁用度課所管からの出品が主でしたが、勝手にイメージしていたのが奈良の「正倉院展」だったものですから、古いものでも江戸時代の屏風や絵巻、蒔絵の道具などが数えるほどで、正直がっかりでしたが、

↓酒井抱一の「花鳥十二か月図」はじっくり拝見できました。写真は12枚のうちの4枚(宮内庁三の丸尚蔵館のHPから拝借)

ss11l.jpg

 東博に来たら必ず立ち寄る仏像の展示室も覗いて、東京駅に戻りました。ホテルとは反対方向の新丸ビルで、遅くなったランチです。昼時は混むのでずらして2時ころ四川豆花飯店へ。レディースセットをオーダーするとこの店の名物八宝茶(パフォーマンス有)

↓お茶を注ぐ前のカップにはジャスミン・紅なつめ・百合根・龍眼・菊花・クコ

クルミ・氷砂糖

IMG_1998 (1).JPG


↓海鮮サラダ(といっても桜エビが少々)点心、お粥、デザートなど美味しくいただきました。

IMG_2001 (1).JPG


IMG_2002.JPG


IMG_2003.JPG


IMG_2004.JPG


↓東京駅八重洲口近辺。宿泊したスーパーホテルが見えます


IMG_2005.JPG


ホテルに戻って休憩~和服に着替えて↓着物は藍染めの小紋帯は昨日と同じです。

2845508_2307021754_178small.jpg


♪~ワーグナー『さまよえるオランダ人』@東京文化会館19:00開演

指揮:David Afkham   オランダ人:Bryn Terfel   ダーラント:Jens-Erik Aasbo

ゼンタ:Ricarda Merbeth   エリック:Perter Seiffert   マリー:Aura Twarowska 

NHK交響楽団 合唱:東京オペラシンガーズ


 ゲストコンサートマスターにライナー・キュッヒルが入ったので、安心してみていられた人も多かったと思います。指揮者は新進?なのかあまり知られてない人だったので。。。またこの演目は普通は休憩なしで演奏されるのですが、休憩が入った記憶があります。演奏会形式であったこととエリックのザイフェルトが素晴らしく、まだまだ歌えるじゃないですか!と嬉しかったこと。数年前パリ・バスチーユで観て以来2回目のオランダ人でした。

演奏会形式/映像付


東京駅構内の駅弁屋で広島の牡蠣あなご寿司を調達して、ビールも買って部屋食で済ませました。


nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

(3)東京 [2019春 函館&東京]

4/4(木)

 この日の東京は青空の広がる、お花見に最適な日でした。午前中は東京都美術館、夕方からは東京文化会館と東京駅と上野駅を往復しました。

↓ホテルの朝ごはん ここもアジア系の観光客が大半でした。

IMG_1995.JPG


 上野公園を横切って東京都美術館へ。

↓見上げると桜

IMG_1983.JPG


↓足元の花壇にはアイリス


IMG_1981.JPG


☆『奇想の系譜展』@東京都美術館 2019年2月9日(土)~4月7日(日)

 展覧会の終了まであと4日という滑り込みセーフでした!

美術史家・辻惟雄による『奇想の系譜』は美術出版社より1970年に刊行され、それにに基づく、江戸時代の「奇想の絵画」を集めた決定版とのこと。


↓私の持っている辻惟雄の著書は2冊とも単行本です。

『奇想の図譜』は『奇想の系譜』の姉妹版を意図して1989年に出版されたものです。単行本になったのは2004年と2005年ですから、私を含めた一般に知られるようになるまでは年月が必要だったといえます。

img011.jpg

<岩佐又兵衛、狩野山雪、伊藤若冲、曽我蕭白、長沢芦雪、歌川国芳に、白隠慧鶴、鈴木其一を加えた8人の代表作を一堂に会し、重要文化財を多数含む展示となっています。豊かな想像力、奇想天外な発想にみちた江戸絵画の魅力を紹介。現代の目を通した新しい「奇想の系譜」を発信します。>というチラシを眺めつつ館内へ。

勿論カメラ禁止ですが、1枚だけ許可されていました。↓多分入り口付近に展示されていたもの(詳細不明)観音さまの足元に描かれている龍がこの特別展に相応しい迫力です。


IMG_1997 (1).JPG


IMG_1996.JPG

↓長沢芦雪「白象黒牛図屏風」六曲一双/紙本墨図 ブライスコレクション蔵

img012.jpg

 

 江戸時代の浮世絵画家では北斎や若冲があまりにも有名ですが、蕭白や国芳の奇想天外な作品を見るにつけ、その前衛が遊び心が北斎や若冲にも垣間見られることに改めて感じ入りました。素晴らしい企画だったと思います。それにしてもボストンやインディアナポリスの蕭白を観られなかったことが、今さらに口惜しい。。。


昼食は東京駅大丸でおそばを食べて、宅急便に入れ忘れてた草履を買い求め、夜食用のお惣菜なども調達してホテルに戻りました。

夕方になり着替えて(和服は疋田絞と西陣帯)また上野へ向かいました。鏡の自撮りなので打ち合わせが逆になってます。

IMG_1994.JPG


♪~ヴェルディ『リゴレット』@東京文化会館 19:00開演

指揮:リッカルド・ムーティ
マントヴァ公爵(テノール):ジョルダーノ・ルカ
リゴレット(バリトン):フランチェスコ・ランドルフィ
ジルダ(ソプラノ):ヴェネーラ・プロタソヴァ
スパラフチーレ(バス):アントニオ・ディ・マッテオ
マッダレーナ(メゾ・ソプラノ):ダニエラ・ピーニ
ジョヴァンナ(メゾ・ソプラノ):向野由美子
モンテローネ(バリトン):望月一平
牢番(バス):氷見健一郎
管弦楽:東京春祭特別オーケストラ


 演奏会形式でしたが、指揮がムーティなので売り出しと同時くらいにチケットはゲットしていました。しかし配役表をよく見ていなかったので、ジルダのソプラノが日本人に見えたので、てっきり代役と思ってしまったのですが、ヴェネーラ・プロタソヴァはタジキスタン出身とのことです。

ジルダ役は新進ソプラノで海外で聴く機会が多かったのですが、他とも遜色なく、ムーティの指導の賜物でしょう。ムーティ指揮のヴェルディはやはり素晴らしい~。この音楽祭にマエストロが協力するなら、ますます充実すること間違いなしですね!


 

nice!(0)  コメント(0) 
共通テーマ:旅行

(1)札幌~函館(2)函館~東京 [2019春 函館&東京]

4/2(火)札幌10:44→函館14:27(スーパー北斗)


 久しぶりに4姉妹で集まることになりましたが、直前に東北在住の次姉が事情があって函館まで来られなくなり、気落ちしました。でも3姉妹でも会えるうちは・・・会いましょう!!


 道北のM市からやってきた妹は札幌の長女のところに泊まってバスで函館へ。私は列車で函館へと別行動。函館駅で妹と落合い、湯の川温泉のホテル万惣へ。施設で暮らしている長姉も合流して、夫の葬儀以来の再会です。3人とも白髪のおばあさんですが、健康第一と頑張ってここまで来られたのも、母が62歳で逝ってしまったからなのです。高齢の母を見ていないので、私たちは「お年寄りの手本」がないのも同然なのです。歳を取るとこうなるのね~と、精神的肉体的な悩みが姉妹だからこそ、包み隠さずなんでも打ち明けることができます。温泉に入って、ご馳走いただいて、まったりできました。

 ↓札幌駅で購入した春バージョンの駅弁

IMG_1960.jpg


湯の川温泉のホテルは朝夕ともバイキングスタイル。函館の食を楽しみました。

↓夕食

IMG_1965.JPG



↓朝から函館塩ラーメン!

IMG_1968.JPG


IMG_1966.JPG


↓83歳の姉のお膳(私も負けるほど食欲旺盛)


IMG_1967.JPG

 そして姉妹会議・・・長姉のいる函館は近いようで遠いので、兄姉妹の集まりやすい札幌の老人ホームに夏頃移ることになりました。


 4/3(水)妹は夕方まで函館に残り、私は新幹線で東京まで行くので、再会を約束してお別れ。


 函館駅→函館北斗駅までは本数が多いので意外に早く乗り換えできます。車内はほとんどが大きなスーツケースを持ったアジア系の個人旅行客で占められています。でも乗り換えた新幹線はがら空きでしたので、千歳、札幌方面に乗車したのでしょう。

↓函館北斗へ。まだ雪が残っています。

IMG_1975.JPG


 新函館北斗10:53→東京15:04

↓函館駅で購入した駅弁

IMG_1977.JPG


 初めはがら空きだった新幹線も盛岡(雪!)あたりから少しずつ増えて、仙台では満席になりました。桜も福島近辺から徐々に桜色が増え、大宮は綺麗に満開!!


東京駅の近くで探した宿は初めて泊まるスーパーホテルLOHAS( 3泊)です。


↓狭くて小さな窓

IMG_1979.JPG


↓窓の外はビルが迫ってます。


IMG_1978.JPG


 夜はホテルまでお迎えに来てくれたY子さんと食事へ。京橋まで銀座方面へ歩きました。以前来たことのあるイタリアンの店は相変わらず混んでいましたが、ワインも料理も美味しく、おしゃべりも弾みました。

↓お店の前は小さな公園になっていて、夜桜が春爛漫といった東京でした。


IMG_1980.JPG


 オペラと美術のお仲間というよりは師匠といったほうが良い博識のY子さんとはパソコンを始めたころからのお付き合いですので、20年・・・まさにあっという間です。今回の東京では劇場やホールでお目にかかれそうもないので(いつもは講演が終わってから食事する)特別バージョンでした。帰途もホテルまで送っていただきました。ありがとう~♪

nice!(0)  コメント(2) 
共通テーマ:旅行
2019春 函館&東京 ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。