私の絵葉書美術館 [絵葉書コレクション(シー1)]
ジェラール Baron Francois pascal Simon Gerard(仏)1770~1837
フランス新古典主義の画家。彫刻家として出発した後、1786年から画家ダヴィットに師事。1798年ころから画家としての地位が確立した。やや冷たい流麗な新古典主義的作風で人気を集め、神話、歴史画、肖像画を制作。
↓パリ/ルーヴル美術館のプシュケとキューピット
↓パリ/カルナヴァレ美術館のレカミエ夫人(展示室)
ジェリコー Jean Louis Andre Theodore Gericault(仏)1791~1824
フランス・ロマン主義の画家。ダヴィッドやルーベンス、カラヴァッジョなどの作品に学び、激しい明暗効果、運動感などを特徴とする様式を確立。
↓パリ/ルーヴル美術館のメデューズ号の筏
↓ヴィンタートゥール(スイス)/オスカー・ラインハルト・コレクションの軍令偏執狂(Le fou)
↓リヨン美術館の羨望偏執狂(Monomane de l'envie)
ジェンティレスキ(アルテミシア) Artemisia Gentileschi(伊)1593~1652
17世紀イタリアの女流画家。オラツィオ・ジェンティレスキの娘。父から手ほどきを受け、カラヴァッジョのドラマチックな表現を学ぶ。イタリア各地で活躍した後、父親が宮廷画家であった縁でロンドンに赴き制作。
↓ロンドン/ロイヤル・コレクションの「絵画」の擬人像としての自画像
↓フィレンツエ/ピッティ宮殿・ガッレリア・パラティーナのユディットとその侍女
↓同上のホロフェルネスを殺すユディット
ジェンテレスキ(オラツィオ) Orazio Gentileschi(伊)1563~1639
イタリア・バロックの画家。カラヴァッジョの強い影響を受けて画風を完成。ジェノヴァ~パリからロンドンに渡り、チャールズ1世に仕えた。作品は大部分は宗教画。
↓ペルージャ(伊)/ウンブリア国立美術館の聖チェチリアと天使
↓ワシントンDC/ナショナル・ギャラリーのリュートを弾く娘
↓同上の聖チェチリアと天使
↓ウィーン美術史美術館のエジプトへの逃避途上の休息
↓所蔵先不明(上記の色違い)
↓ローマ/ギャラリー・コルシー二の聖母子
↓アンコーナ‣市立絵画館のキリストの割礼
↓ロンドン/ロイヤル・コレクションのヨセフとポティファルの妻
↓ローマ/バルベリーニ美術館の天使に支えられる聖フランチェスコ
ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ Gentile da Fabriano(伊)1370頃~1427
イタリアにおける国際ゴシック様式の代表的画家。14世紀末以降、ヴェネツィアからフィレンツェ、シエナと遍歴を重ね最後にローマで壁画制作中に没した。繊細な線のアラベスク、金を多用した華麗な色彩など装飾性と写実性を兼ねた画風で人気を集めた。
↓フィレンツェ/ウフィツィ美術館の東方三博士の礼拝
↓ニューヨーク/フリック・コレクションの聖母子と2聖人
シスレー Alfred Sisley(英)1839~1899
印象派の代表的画家。国籍はイギリスだが、大半はフランスで過ごした。製作地はセーヌ河の周辺がほとんどで、生涯を通じて外光の下で描くことを好んだ。
↓パリ/オルセー美術館の洪水と小舟
↓ニューヨーク/ブルックリン美術館のモレの洪水
↓レンヌ(仏)美術館のサン・クローのセーヌ川の眺め
↓サンクトペテルブルク/エルミタージュ美術館のVilleneuve-la-Garenneのセーヌ河畔の眺め
↓アムステルダム国立美術館のモレの水車
シニャック Paul Signac(仏)1863~1935
新印象派の画家。初めはモネの影響を受け、印象派主義的な風景画を描いていたが、スーラに出会ったことで新印象派の理論に感化された。点描を用いた厳格な分割主義の作品を制作。
↓パリ・オルセー美術館の井戸の女たち
↓リーズ(仏)・アートギャラリーのポントワーズの道
↓ベルリン・ナショナル・ギャラリーのモーパッサンの本のある静物
↓オッテルロー/クレラー・ミュラー美術館の朝食
↓ミュンヘン/ノイエ・ピナコテークのサンタ・マリア・サルーテの眺め
↓ウィーン/アルベルティ―ナ素描館のアンティーブ・塔
↓東京/松岡コレクションのサン・トロぺの港
ジャコメッティ Alberto Giacometti(スイス)1901~1966
スイスの彫刻家、画家。ジュネーヴの美術学校で学び、1922年パリにでてブールデールの指導を受ける。キュビズム風の作品からシュルレアリスムの運動に参加。第二次大戦後は人体、人間の実存を凝縮したような細長い作品を制作、注目される。
↓パリ/ポンピドー・センター・近代美術館の箱の中のフィギア
↓フランクフルト/シュテーデル美術研究所のGrand nu assis
↓チューリッヒ美術館(アルベルト・ジャコメッティ財団)の台座の上の4人の女
↓同上のアンネットの肖像
↓ヴェネツィア/ペギー・グッケンハイム・コレクションの歩く女
シニョレッリ Luca Signorelli(伊)1445/50頃~1523
15世紀後半から16世紀初頭にかけて中部イタリアで活躍した画家。ポライウォーロの影響を受け、1482年ローマのシスティーナ礼拝堂の制作に参加。モニュメンタルで動的な画面を創造。大規模な壁画を得意とした。
↓オルヴィエート大聖堂の最後の審判(罪され者たち)
部分
↓同上の最後の審判(反キリストの物語)