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私の絵葉書美術館 [絵葉書コレクション(シー2)]

シャンパーニュ Philippe de Champaigne(仏)1602~1674


フランス古典主義の画家。ブリュッセル出身だが、パリに出て師事していたデュシェーヌの娘と結婚してフランスに帰化。宰相リシュリューの庇護下で多くの作品を制作。綿密な写実性と風景描写はフランドルの伝統とイタリアの古典主義を融合した独自の様式を確立した。


↓グルノーブル(仏)美術館のキリストの磔刑

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↓レンヌ(仏)美術館のオリーブ山のキリスト

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↓バーミンガム(英)/大学美術研究所の聖ジュリエンヌのヴィジョン

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ジョバンニ・ディ・パオロ Giovanni di Paolo(伊)1395/1400頃~1482

15世紀シエナ派の画家。終生シエナで活躍した。ジェンティーレ・ダ・ファブリアーノ、サセッタから強い影響を受け、国際ゴシック様式に根ざした画風を確立した。


↓シカゴ美術館の荒野に赴く聖ヨハネ

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シャセリオー  Theodore Chasseriau(仏)1819~1856

新古典主義とロマン主義の折衷的画家。アングルに師事したが、次第にドラクロワに傾倒。1846年アルジェリアに旅行後はオリエント感覚の作品を生み出す。37歳で夭折したため作品は多くない。


↓パリ・ルーヴル美術館の二人の姉妹

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↓同上のエステルの化粧

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ジョルジョーネ Giorgione(伊)1476頃~1510

16世紀ヴェネツィア派絵画の巨匠で、盛期ルネッサンス様式の創始者。ジョバンニ・ベッリーニの弟子であったが、夭逝したため作品も少ない。人物や風景の詩的な表現に重点を置く近代的な絵画の概念を持つ。このため主題の不明な作品もおおい。未完成の作品はティツィアーノほかが完成したものが多いので、帰属を疑われる。


↓オックスフォード(英)アシュモリアン美術館の聖母子(帰属)

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↓ロンドン/ロイヤル・コレクション(クィーンズ・ギャラリー)のコンサート(帰属)

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↓ヴェネツィア・アカデミア美術館の老婆

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↓同上の嵐(La Tempesta)

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↓ブラウンシュヴァイク(独)アントン・ウルリッヒ美術館の自画像

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↓ドレスデン国立美術館の眠れるヴィーナス(ティツィアーノによって完成)

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↓ウィーン美術史美術館の三人の哲学者たち

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↓ワシントン・ナショナル・ギャラリーの聖家族(ベンソンの聖母)

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↓ローマ/ボルゲーゼ美術館の情熱の歌手(帰属)

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ショーンガウアー Martin Schongauer(独)1450頃~1491

ドイツ後期ゴシック時代の画家。ネーデルランドやブルゴーニュで修行したと推察される。故郷のコールマールで制作活動。当時のドイツにおける最も有名な画家の1人であったが、模作多数。確実に彼の作品とされるのは少ない。


↓コールマール/サン・マルタン聖堂の薔薇の生け垣の聖母


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↓ウィーン美術史美術館の聖家族

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