私の絵葉書美術館 [絵葉書コレクション(トー1)]
トゥーラ Cosme (Cosimo) Tura(伊)1430頃~1495
イタリア15世紀、フェラーラ派絵画の創始者。エステ家の宮廷画家として活躍し、フェラーラ派絵画の形成に大きな影響を及ぼした。マンテーニャの影響を示す線的、彫刻的様式。強烈な内面感情を示す表現主義的な人物や衣装が特徴。その奇想、幻想に満ちた表現は他の追随を許さない独自性がある。
↓ヴェネツィア/コレル美術館のピエタ
↓ベルガモ(伊)/アカデミア・カッラ―ラ美術館の聖母子
↓ロンドン・ナショナル・ギャラリーの春の寓意像
↓同上の玉座の聖母子
↓アジャクシオ(仏コルシカ島)/フェッシュ美術館の二人の聖人を伴う聖母子
↓フェラーラ(伊)国立絵画館の聖マウレリウスの殉教
↓同上の聖マウレリウスの連行
↓フェッラーラ(伊)大聖堂付属美術館の受胎告知
↓同上の聖ゲオルギウスと龍
↓ドレスデン国立美術館の聖セバスチャンの殉教
ド・スタール Nicolas de Stael(仏)1914~1955
戦後のエコール・ド・パリで最も重要な画家の1人。ロシア貴族の子。革命でポーランドに亡命、その後1938年よりパリに住む。マティエールの強い色面構成の画面から、最も抽象的なコンポジションシリーズと向かい、並行して風景を独自の画風で描いた。晩年には人物や静物を具象的に描き独自の作風を確立したが、41歳で自死。
↓レンヌ(仏)美術館のコンポジション1949
↓ワシントンDC/フィリップ・コレクションのFugueフーガ1952
↓パリ/ポンピドー・センター・近代美術館のLes Toiits(屋根)1952
↓同上のグランド・コンポジション・ブルー
↓同上のPasage,Marine(港の眺め)1954
↓同上のシチリアの眺め1954
↓同上のマリーン1955
↓同上のラヴァンドゥ1952
↓同上の青色を背景にしたアトリエの隅1955
↓同上のプリンセスたちの公園
↓同上の楽士たち1953
↓同上の夜のパリ1954
↓アンティーブ(仏)/ピカソ美術館のコンサート1955
↓同上のアンティーブのLa Fort-Carre
↓ヴィンタートゥール(スイス)/国立美術館のLes Martigues1954
↓エクサン・プロヴァンス/グラネ美術館のセザンヌからマティスの偉大なアトリエの午後
↓ロンドン/テイト・ギャラリーの眺めの学習?1952
ドッシ Dosso Dossi(伊)1474/79頃~1542
16世紀北イタリアの画家。ヴェネツィア派のジョルジョーネ、ティツィアーノらの影響を受け、マントヴァ公のための仕事を受け、フェッラーラのエステ家の宮廷画家となる。フェッラーラでは詩人のアリオストと組んで、宮廷劇や祝典の演出にも携わった。
↓ローマ/ボルゲーゼ美術館の魔女キルケ
トゥルーズ・ロートレック Toulouse Lautrec(仏)1864~1901
フランス世紀末の画家。アルビの貴族の嫡男として生まれるが、少年期の事故により、下半身の成長が止まる後遺症にあい、絵筆を与えられ成長。18歳の時パリに出てアトリエで絵を学ぶ。パリの歓楽街を舞台に素早く正確なデッサン力をもとに描く。印象派や浮世絵の影響も大きい。ポスターも手掛け注目を浴びたが、精神錯乱とアルコール中毒のため故郷で没。母親がアトリエに残された作品をアルビに寄贈。
↓パリ/オルセー美術館の化粧(背を向けて座るモデル)
↓プライベート・コレクションのポスター4枚
↓ロンドン/コート―ルド美術研究所の手袋をはめるジャヌ・アヴリル
↓同上のTête-à -tête Supper
↓ミュンヘン/ノイエ・ピナコテークの女性の肖像
↓アルビ/ロートレック美術館の帽子屋の女
↓同上のグラスの前の自画像
↓同上のマルメロのサロンにおけるロートレック伯爵夫人
↓同上のムーラン街のサロンにて
↓同上の下着を脱ぐ女
↓ヴィンタートゥール(スイス)/オスカー・ラインハルト・コレクションのLa Clowness
↓ニューヨーク近代美術館MoMAのムーランルージュのClowness(上記の習作)
↓同上の座るClowness(Elles)
↓シカゴ美術館のムーランルージュにて
チボー Edouard Cibot(仏)1799~1877
パリ生まれの19世紀の画家。キャリアの最初は歴史画に専念。晩年は風景画も制作した。主な作品はパリ市内の教会で観ることができる。
↓オータン(仏)ロアン美術館のロンドン塔のアン・ブーリン