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(15)ミュンヘン(レーゲンスブルク) [2018秋から冬 台北&ドイツの旅]

12/3(月)Munchen10:44→Regensburg12:06/14:44→16:17(17:30頃)


 この日は雨が降り続くなか、ミュンヘンから電車で1時間半のレーゲンスブルクへ行ってきました。電車に乗る前に今日の夕方からのヘラクレスザールでのコンサート(CTカウンターテナーのチェンチッチ)のチケットを手配に劇場まで行ってみる予定でした。日本ではHPから購入できなかったのです。しかし、音楽とロマネスク探訪の両方は体力的に無理な状態でしたので、音楽は昨夜で終わりと自分に言い聞かせ、レーゲンスブルクに向けて出発しました。期待していた車窓からのバイエルンの野の眺めは、残念ながら雨のためと冬枯れで淋しく目に映りました。


 レーゲンスブルクはローマ時代からドナウ川の最北の拠点として開かれたた古都です。


↓レーゲンスブルクの駅

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↓駅前の大きな公園を進み

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突き当りを左に、古い街に多く道が湾曲していますので、グーグルマップで確認しながら歩きました。


↓公園にクリスマス市?子供たちの喜びそうな可愛い小屋が並んでいました。

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目的のザンクト・エムメラム教会まではあちこち写真を撮ったり、のんびり歩きました。

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☆St.Emmeramザンクト・エムメラム教会
 キリスト教時代に入ってまもなく4~5世紀に創建されたと言われ、リング・クリプトは740年頃。司教座がおかれて新築されたのは783~790頃。その後の改築は18世紀のバロック様式(内部)まで続きました。カロリング期で現存するのは聖エムメラムの墓を収めたリング・クリプトとその上部付近にとどまっています。


↓徒歩15分ほどで到着したのですが、↓16世紀の塔とバロック様式の入り口の建物を見ただけで、入るのが躊躇われ(広大な敷地をカロリング期のクリプトを探すのは大変そう~)と、そのまま次の目的のザンクト・ヤコブ教会へ向かいました。

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ここからの道はかなり複雑です。雨のなか歩いている人も少なくて・・・また15分ほど歩き教会の東側に到着しました。


☆St.Jakob ザンクト・ヤコブ教会

 1090頃開基され、12世紀後半に北扉口の彫刻群が造られました。参考書ZODIAQUEによると des ecossais(スコットランド人たち)と呼ばれていると書かれていますが、この時代はアイルランドを小さなスコットランドと呼んでいたそうなので、正確にはアイルランドの修道士たちによって創建された教会ということです。


↓後陣外観は隣の民家(ガレージ?)からパチリ。

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↓北側面

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↓ここの最大の見どころは北扉口の彫刻です。ガラスでカバーされています。

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↓タンパンにはキリストとヤコブとヨハネ


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↓側柱トップの吠える獅子たちが迫力です。

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↓イタリアやフランスのロマネスク彫刻の影響も伺えます。

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↓これは教会の内部の壁にはめ込まれていました。聖ペテロ?

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↓内部

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↓Google Earthより


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↓プラン(Zodiaque/Baviere Romaneより)


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 雨が激しくなってきました。レーゲンスブルクは戦禍からの被害を逃れ、あちこちに教会の残る古都です。建物や石畳も美しく、お天気が良かったら~と恨めしく思いながら大聖堂へ歩きました。


↓福音教会の見えるNeupfarr 広場はクリスマス・マーケットが賑やかです。

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☆レーゲンスブルクのザンクト・ペーター大聖堂(DOM)は代表的なドイツ・ゴシック様式で知られています。着工は1275年でしたが最後の尖塔が完成する1869年まで。ほぼ600年! 以前はロマネスクの教会でしたので、ほんの一部ですがクリプトが残っています。


 ↓内部

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↓クリプト(納骨所)の柱が残っています。

IMG_1797.JPGたのか?


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事前の予習が不十分でしたが、DOMの回廊にZodiaque/Baviere Romaneの表紙になっている礼拝堂があるはずです。探したのですが回廊への出入り口は工事中で閉鎖されていました。


Chapelle de tous les Saints/1164年  1027年に亡くなったバイエルン公HARTWIG二世の墓所として建てられた三つ葉型の小さな礼拝堂。

写真とプラン

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↓そのDOMの裏側から見えたのはNIEDERMUNSTERです。

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ニーダーミュンスター教会NIEDERMUNSTER

1152年に建設が始まりましたが、10世紀の半ばにはHenri 一世が初願したという由緒ある教会です。メロヴィング朝~カロリング朝~オットー朝とまたがる教会の上にロマネスク様式で建てられました。

残念ながら教会は閉まっていました。南側の以前は回廊だったと思われる場所は民間の集合住宅なっています。いくつか並んだ玄関の前は庇のあるテラスになっていて、そこで教会を眺めながら雨宿りをさせていただきました。

↓プラン

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教会の反対側に回廊があり、Zodiaque/Baviere Romaneのカバーの写真がここと帰宅してから気がつきました。バイエルンのロマネスク、地味過ぎです~。

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 冬の陽はもう落ち始めてきました。駅に戻りましたが途中の

↓SANKT-ULRICH聖ウルリッヒ教会です。現在は美術館になっていますが、この日は休館日でした。

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 駅に戻り、遅れてきた電車に乗ったのですが、途中の駅で止まってしまいました。ドイツ語で説明があったのですが、理解不能なのでそのまま座っていました。すると車掌さんがきて、英語でミュンヘン行は車両が変わったからと説明してくれたのですが、原因は分かりませんでした。予定より1時間も遅れてミュンヘンに戻りました。チエンチッチのチケット買ってあったら、さぞかし焦っていたことでしょう・・・。


↓夕食はホテルのレストランで。

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yk

レーゲンスブルクは いい街ですね。
私は教会もさることながら川のある風景、というのが好きなのです。石橋は今も修復中でしたか? あそこはいついっても修復中らしいですが。2泊しましたがもっといたかったです。
橋をわたって向こうにも行きたかったし、中州にもわたりたかった。ミーハーですから (オルフェウスの窓)がらみです。
by yk (2019-11-07 20:47) 

alice

ykさま レーゲンスブルクに宿泊されたのですね。ツアーだったのですか?
あの日は雨のせいもあったのですが、日帰りで教会や旧市街を歩くだけで終わってしまいました。川向うの世界遺産のシュッタトアームホフも行けず、石橋も渡れませんでした。
ドイツはオペラやコンサートが充実していて、それがらみで行くことが多くなりました。
by alice (2019-11-07 22:00) 

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