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(3-2) 松本(安曇野) [2020年秋 信州の旅]

~続きです。


 昼食後バスで向かったのは「安曇野ちひろ美術館」です。ちひろ美術館は東京にあることは知っていましたが、安曇野は?と不思議だったのですが、此処へきて疑問が解けました。安曇野の松川村はちひろさんの両親の故郷で、ちひろさん自身も幼い時から親しんだ心のふるさとだったのです。北アルプスを背景に広大な公園にミュージアムやトットちゃん広場などがあり、子供も大人も楽しめる工夫がされています。

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↓美術館内部(内藤 廣設計)

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娘たちが小さいころ岩崎ちひろの絵本を何冊か買い与えていましたが、あまり人気がなくて・・・大人の郷愁だったのかも。

美術館の学芸員のお話の途中で、館内に「絵本の歴史」コーナーがあることを知り、そっとグループから離れて行ってみました。見事に感が当たりました!ファクシミリ版のベアトゥス写本があったのです。

正確にはベアトゥスのヨハネ黙示録注解書 ウルジェイ写本」970年頃〈ファクシミリ版〉(スペイン)です。

1ページしか見られなかったけれど、とても嬉しい出会いでした。

↓NETから

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↓こちらは私の蔵書。価格は上のファクシミリ版の1/100ですが函入り、重いです。


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先ほどのグループに戻ろうとしたとき、イヤホンガイドが入って、添乗員さんが私を探しています~あら大変と戻りました。この後は30分自由時間というので、トットちゃんの広場にある列車を見に行きました。


↓「トットちゃん広場」では『窓ぎわのトットちゃん』(黒柳徹子・文、いわさきちひろ・絵)に登場する電車の教室や図書館が再現されています。

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↓スケッチする老人と犬


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 次はさらに南下して大王わさび農場へ。ここは再訪でした。以前の素朴な田園の雰囲気は薄れて、すっかり観光化されました。水車小屋も3軒に増えて、道祖神もあちこちに置かれていました。ここ自由散策でしたので、まず大王神社のほうへ。↓

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↓大王窟


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また階段!結局神社はあきらめて、↓わさび畑に戻り

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↓橋を渡って水車小屋へ。

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 夕方ホテルに戻りました。夕食は自由食でしたが、添乗員さんに居酒屋さんに連れて行ってもらうことになり全員参加。居酒屋さん(城下町エリアの「しづか」)の2階の個室で、対面にはアクリル板で仕切られていて、多少は安心でした。味自慢のお店の焼き鳥、おでん、馬刺し、おにぎりすべて美味しかったです。でもお酒が入ると、どうしてもおしゃべりしてしまいます。耳が遠くなってきてますし・・・汗。

9/29 8054歩

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(3-1)松本(白馬マウンテンハーバー) [2020年秋 信州の旅]

9/29(火)


朝食会場に近づくと何処からともなく、添乗員さんが現れて額にピッと検温してくれます。


↓ホテルの朝食はブッフェ形式で種類も豊富、一番おいしかったのはフレンチトースト(写真下のパン皿左)です!


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 ツアーバスの出発は8:30分。大型バスなので一人2席どころか4席(前後も空席)独占。バスガイドさんも落ち着いた話しぶりで、アルトの低い声での案内は好感度大でした。


 長野自動車道を北上して白馬村まで。途中で道の駅安曇松川に寄りお買い物。長野でしか食べられないというナガノパープルという葡萄を購入しました。旅の途中で食べるつもりでしたが、結局冷蔵庫に保管して、札幌に持って帰りました。種無しのうえ皮ごと食べられるのがポイント。味はもちろん美味しいのですが、同じ値段だったらシャインマスカットのほうに軍配が上がるでしょう。


バスは高速道路から安曇野方面にそれて、小糸線と平行に走り北へ向かい、岩岳のゴンドラ乗り場まで2時間弱で

到着。ゴンドラを降りてから10分ほど歩くと、白馬マウンテンハーバーです。2018年にオープンした絶景テラスで、山頂が雲に隠れてしまいましたが北アルプスの絶景を楽しみました。

↓ガラスの展望台

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↓「アルプスの少女ハイジ」の歌が流れて、絶景ブランコ乗り場がみえました。

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ツアーのお仲間が二人挑戦して乗りましたが、私は遠慮して撮影係。

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↓岩岳グリーンパーク/白馬村を見下ろすロケーション

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 再びゴンドラで降りて、バスに乗り昼食をとりました。レストランは今日は定休日でしたが、特別に開けていただいたので、他のお客さんは居なくてゆっくりできました。

↓「白馬庄屋丸八」古民家ダイニング

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↓お座敷ですが椅子席でテーブルの間隔も開けて


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これにお蕎麦もつい

て美味しいと好評でした。


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続きます~。


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(2)松本(松本城、開智学校) [2020年秋 信州の旅]

9/28(月)

 ↓宿の朝ごはん(朴葉味噌)

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↓朝食後にロビーに寄って、コーヒーを飲みながらモダンジャズを聴き

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↓ビル・エヴァンスを久しぶりに聴きました。渋谷の「オスカー」懐かしい・・・遠い目。


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↓泊まった部屋の名前は「常念」で、こちらの窓から晴れていたら常念岳が眺められますとのカードを見つけましたが・・・生憎の雲

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 10時半にはチェックアウトしてバスで松本市内に戻りました。バスターミナルから徒歩数分のホテルブエナベスタ(ここに4泊)へ。フロントに荷物を預けて、ティールームで休憩。紅茶とホットケーキで早めのランチとして、集合場所の松本駅へ。他の参加者は新宿から特急あずさで来られます。添乗員の若い男性も含めて総勢10名のツアーです。W社は年齢層が高いのですが、矢張り70~80代の老婦人ばかりです。同年配なので、すぐ打ち解けて旅が始まりました。


 市内観光はマイクロバスですが、2席独占できてゆったりでした。ボランティアのガイドさんが旧開智学校と松本城、さらに縄手通りまで案内してくれました。松本愛あふれる方でした。


↓旧開智学校は明治6年に開校した最古の小学校のひとつです。

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↓色ガラスなど隅々に文明開化の息吹が感じられる擬洋風建築です(国宝)


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↓華やかな彫刻で飾られた正面玄関、バルコニー、塔。

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内部には様々な資料が展示されています。中で印象に残ったのは、子守りの女子教育を行ったことです。家の事情で子守りに出された女の子たち・・・雇い主の事情で勉学を続けられなくなった子もいたようですが、教育の機会を与える取り組みに感動しました。


↓松本城公園を歩いて

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↓以前来たときはこの赤い橋を渡ったので近かったのですが、城内に入るまでかなり歩きました

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↓現存する日本最古の五重天守の城は国宝です。戦国時代の築城が始まりですが、秀吉に封じられた石川数正・康長父子による天守三棟などの増築によって基礎が固められました。戦国時代の優れた築城技術を今に伝えています。



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↓黒門/本丸に入る正門

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本丸御殿跡の広い敷地が広がり、そこを通り抜けると天守閣に登る観光客が列を作っています。天守閣に登る希望者は4人で、私は6階の天守まで行けず、途中の4階でギブアップ(涙)階段が急こう配なので、降りるほうが怖かったです。


↓四柱(よはしら)神社/ 縄手通り近くの神社です。

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↓女鳥羽川の土手に沿った通り。神社の参道として発達した歩行者天国のお買い物ロードです。


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 夕方ホテルに戻りチェックイン。↓部屋はツインタイプで広く、食事用のテーブルと椅子も便利でした。

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夕食はホテル14階のレストラン「ソルプレーサ」個室で、フレンチディナー。自己紹介があり東北、神奈川、千葉からの方たち。9月末までは東京はGo toに外れていますので、東京からの参加はゼロでした。添乗員さんはクルーズ専門で、国内はまだ慣れていないそうです。クルーズのお得意さんも何名か勧誘されて、参加されているようでした。どおりで、昼間とは打って変わってドレスアップ度が高かったのでビックリ!


9/28 9646歩

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(1)札幌~松本 [2020年秋 信州の旅]

9/27(日) 千歳14:15→松本15:30(FDAフジドリームエアライン)/16:00・・・松本バスターミナル16:32/・・・美ヶ原温泉(すぎもと旅館1泊)


 不要不急の外出を控え、三密にならないような生活厳守・・・そんな暮らしにも少々くたびれた感のあった頃に舞い込んだのが、海外のツアーで何度かお世話になったW社からのGo to travel キャンペーンです。人混みの少ない山岳観光、松本に4連泊と、なんとか条件に当てはまり、久しぶりに信州へ行くことになりました。


現地集合も選べますので、JALのマイレージを利用して松本へ。松本駅集合には間に合わないので、前日に出発し、以前宿泊して良い印象だった美ヶ原温泉の宿に泊まることにしました。


↓MAP




 松本空港行の飛行機の搭乗率は50%ほど。札幌からは丘珠空港発の便は停止されたので、一日一便になりました。空港からバスで松本駅近くのバスターミナルへ。同じターミナルから美ヶ原温泉行のバスが出ます。降り立ったバス停は二十数年前当時大学生だった次女と来たところなので、楽勝と思いきや矢張り記憶は薄れていました。狭い路地を見逃してウロウロしましたが・・・なんとか目指す宿に着きました。


Go To の割引をネットで申し込み1万円ほど安く泊まれました。人気の宿&一人部屋なので、普段ですと予算オーバーでした。

↓部屋は上階。エレベーターがないことに気が付きましたが、手遅れ…その上当然ながらベットもありません。

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やはり、畳の部屋は立ったり座ったりが老体にはきつい・・大浴場も遠いし・・・。


食事の時間になりました。以前と変わらず地下通路を渡って

↓食事処秋の花がお迎え

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↓テーブルの間隔も広く


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↓前菜から

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↓馬刺しと岩魚のなめろう

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↓牛肉と松茸

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↓〆は信州そば(自家製)

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他にも釜飯やデザート等々。以前に来たのは春だったので山菜のお皿が並んでましたが、秋なので・・・残念。

でもおなか一杯信州の味覚を楽しみました。

↓松本民芸の雰囲気はそのままに、改装したようです。中庭のお休みどころ。

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 以前と変わらない温泉浴場も、落ち着いて良い雰囲気でゆったりできました。

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(4)鶯宿温泉~大館(秋田犬の里)~鶴の舞橋~新青森~札幌 [2019年晩秋 東北三陸海岸の旅]

11/14(木)


 出発は今日も9:00なので、のんびり荷物の整理ができました。昨日宅急便で送ったこともあり、買い物は終わりです。あいにくの雨模様のなかバスは北上して鹿角市へ。「道の駅 かづのあんとらあ」ではユニークな建物(中央の広場を囲んだお店が並ぶ)を見て、覗いただけでした。名前もユニーク「かづの=鹿角 あんとらあ=Antler英語で鹿の角の意」だそうです。サッカーチームの「鹿島アントラーズ」!


 そしてバスは西に走り大館市へ。JRの大館駅近くに新しくオープンした「秋田犬の里」に寄りました。

↓大館駅


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「秋田犬の里」渋谷駅で飼い主を待っていたハチ公も秋田犬です。そのため忠犬ハチ公の銅像の建つ渋谷駅〈大正~昭和初期)をモチーフに設計されました。


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↓秋田犬と対面する待合所

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↓可愛い甘えん坊の秋田犬でした。

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 十数年前に亡くなった飼い犬のちょび(シベリアン・ハスキー)を思い出してうるうる・・・。


↓コミュニティバスも「ハチ公号」

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 お土産コーナーには秋田犬のぬいぐるみがいっぱいですが、私が買ったのは小さなキーホルダー。


バスの中での昼食は大館名物の鶏めし駅弁。美味しかった~!

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 バスは大館からさらに北へ進み弘前の北へ。かなり長いドライブでしたが、バスガイドさんの声が大きくないので、子守歌・・・眠れました。


鶴の舞橋は平成6年に津軽富士見湖に架けられた日本一長い三連太鼓橋です(全長300M)


↓雨に風も吹いて、そのうえ寒くて・・・悪天候のなか強風に飛ばされそうになりながらも、橋を渡りました。

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↓岩木山が見えます。


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↓何かのCMで吉永小百合のバックに使われて有名になったそうです。


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↓鶴の舞橋の名にふさわしく、鶴の生息地らしいです。


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ここが旅の最後の観光でした。


新青森駅で夕食のお弁当を調達して、新幹線に乗車。↓青森のお弁当も美味でした。

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新青森16:45→新函館北斗17:47/18:11→札幌21:35


 3泊4日の三陸海岸縦断の旅でしたが、内陸の温泉や観光も含まれていたのが変化があって良かったです。

東北も冬まじかで、最後の青森はかなり寒く、時期的にはぎりぎりだったと思います。


帰宅した翌日11/15は札幌も平地に初雪が降りました。(終)




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(3)南三陸温泉~気仙沼~中尊寺~鶯宿温泉 [2019年晩秋 東北三陸海岸の旅]

11/13(水)


↓朝焼けの三陸海岸の入り江

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 今朝の出発は9:00です。1時間違うと8時にのんびり朝御飯がいただけます。全面ガラス張りの広い朝食室ですが、ツアー客でほぼ満席でした。


 ホテルを出発したバスは南三陸町の甚大な被害を受けた地区の横を通り(あの町役場の鉄骨が残る)抜け、気仙沼へ。ここではおさかな市場でお買い物タイム30分。試食したふかひれスープや海産物など購入しました。荷物がどんどん増えていきます。


 次は平泉の中尊寺へ。青空が広がり中尊寺の紅葉もまだまだ綺麗でした。中尊寺は30年前亡夫と訪れて以来です。人も多く賑やかで、昔の静けさが懐かしくなりました。


ツアーのバスは表参道の月見坂を上らずに済むように裏側の駐車場まで行きました。各自、自由時間を過ごした後はその参道を降りて、集合場所まで行くことになっています。


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↓中尊寺 金色堂

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上の覆堂のなかに金色堂があります。金色堂は中尊寺創建当初(1124)の姿を今に伝える唯一の建造物です。堂の内外に金箔を押してある「皆金色かいこんじき」の阿弥陀堂です。奥州藤原文化の象徴として、堂内の荘厳さには目を奪われます。


ここから奥に進みますと↓「経堂」がひっそり建っています。

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↓経堂を背景にした紅葉が燃えるよう~

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↓この紅葉の大木は「いろはもみじ」

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↓白山神社能舞台

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白山神社!といえば先月訪れた福井の平泉寺を思い出しました。小さなお社があり、そこのご老人に聞いてみました。全国に何千とあるなかでも由緒ある「平泉の白山神社」だそうです


↓古い茅の輪が・・・?な西物見堂

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↓弁財天堂と池

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ここまでくると時間が残り少なくなってきました。慌てて讃衡蔵(宝物館)へ。讃衡蔵とは奥州藤原三代{清衡、基衡、秀衡}の偉業を讃える宝蔵という意味です。素晴らしい仏像や一切経など見学後、月見坂を飛ぶように歩いて降りました。思っていたより距離があり、集合時間に遅れてしまいました。


心配してレストランの前で待っていた添乗員さんに改めて陳謝です。昼食時間にはまだ余裕があり、すでに並んでいたお膳で食事ができました。食事の時間も含めて2時間は私には無理でした・・・。


この後は盛岡市内のあさ開酒造で試飲やお買い物。


↓北上川に沿ってバスは走ります

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そして、鶯宿温泉に到着。「森の風鶯宿」に泊まりました。

リゾート風のおしゃれな宿です。浴衣や帯も好みのものが選べます。

↓部屋 (今回の旅はベットの部屋ばかりでした)

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↓窓からの眺め 遠くに岩手山?

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↓広い庭園は夜になるとイルミネーションに飾られます。観に行きましたが、誰もいなくて怖くなって帰りました。

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↓夕食もなかなか頑張っています。ご馳走様!

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ホテルの売店もおしゃれな感じです。今までの旅の中で一番お買い物にうつつを抜かしてしまいました。格安ツアー=買い物ツアーです。重いものをここから自宅まで宅配便で送りました。



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(2)安比高原~北山崎~浄土ヶ浜~陸前高田~南三陸温泉 [2019年晩秋 東北三陸海岸の旅]

11/12(火)


 ↓安比高原はスキー・リゾートです。雪のシーズンにはまだ1カ月以上は早いでしょう。朝の窓から眺めました。


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スキーは北海道内で滑ることが多かったのですが、基本的にあまり好きではなくて(下手で娘たちのお付き合い程度)、結局50歳前には辞めてしまいました。ですからスキー場を眺めても萌えません(汗)


季節外れでもツアー客で結構なお客さんです。朝食も混雑していましたが、結構美味しかったので沢山いただきました。


 ツアーですから、8時には出発して、内陸部から三陸海岸方面へ移動しました。先ず北山崎の海岸美を楽しみました。

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↓ダイナミックな海岸線が約8Kも続く北山崎の絶景スポット


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上の駐車場のある展望台から下の展望台まで遊歩道を歩きました。


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天候も良く、昨日の種差海岸から続きの三陸復興国立公園の散策です。このツアーは目的地までバスで連れていくほかは基本的にあとは個人の自由散策が多かったので、時間さえ守れば気楽でした。


↓時間が余っておやつタイム〈ずんだ団子パフェ)

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次は三陸海岸を南下して、浄土ヶ浜へ。ここでは昼食をはさんで1時間半ほど時間がありました。


↓浄土ヶ浜(逆光で看板の字が見えません)

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↓海猫の多い奇岩美の海岸

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↓左側に写っているトンネルを歩いて遊覧船の波止場まで

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↓ランチは浄土ヶ浜のレストハウスで瓶丼定食(宮古名物とか)瓶の中身(タラ、いくら、昆布納豆など)をご飯にかけて食べます。味はやはりそれなり、塩辛過ぎでした。

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 浄土ヶ浜からほぼ海岸沿いを南下しました。新しく整備されたハイウエィを走ったのですが、2011の大震災の時は津波がこの道路を超えて、向こうの山まで押し寄せたと聞くと…言葉もありません。海が見えないほど高く築かれた堤防などにも心が痛みます。山田町~釜石~大船渡~陸前高田と被害の大きかった町が続きますが、山側の三陸自動車道を走り、町の中に入ったのは陸前高田市でした。海から近い地区は大規模な土地の嵩上げ工事中です。その地区の道路を隔てて「道の駅高田松原」が2か月前にオープンしたのです。


コンクリート平屋のモダンな建物は中間の入り口左に津波伝承館、右に物産館になっています。


震災前は7万本の松が海岸沿いに広がっていた名勝地でした。津波に流されてたった一本残ったそうです。震災館の見学や買い物に時間がかかって、遠くから眺めるだけでしたが、痛ましい姿を近くで観るのは忍びない気持ちもありました。この新しい建物の左に「旧道の駅高田松原」があり、津波に流された船が建物の中に残ったままになっていました。写真を撮るのも忘れるほど、買い物もしました。いつもはあまり買わないほうですが…私にできる応援はこのくらいですから。


今夜の宿泊地は陸前高田からさらに南へ。気仙沼を通過して南三陸町へ。海の見える南三陸温泉「ホテル 観洋」に1泊しました。町から離れたところのホテルに着いたのはすでに日が落ちていました。お風呂の前に宴会場で夕食ということに。


↓アワビも付いた豪華版

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↓ベットの部屋で嬉しい!

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 暗くて海も見えないので露天風呂はちょっと残念でした。

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(1)札幌~八戸~安比高原 [2019年晩秋 東北三陸海岸の旅]

11/11(月)

 新聞の広告で3泊4日で三陸海岸を回るツアー(H社)を見つけました!格安ですし、この地方の復興が進んでいる所の見学やお買い物で少しでもお役に立ちたい気持ちもあり、参加しました。


 ところが、早朝の出発にあわや!間に合わないところでした。目覚まし時計をかけて寝たはずなのに…ふと目覚めて、時計を見ましたら~あらぁ~⁈昨夜から予約していたタクシーが来るまで10分しかないのです。ほとんどパッキングは済んでいたので、助かりました。10分で歯磨き洗面、着替えを済ませて・・・化粧はタクシーの中で済ませました。


札幌駅団体集合場所6:25にはまだ10分ほどあります。昼食は自分で用意するようにとのことで、走って駅弁屋に行きましたが、まだ開店前で閉まっています。構内のコンビニでおにぎり弁当を買って、なんとか間に合わせました。おにぎり一個ずつ朝ご飯と昼ご飯にしました。一人参加は私だけだったので、行きも帰りもバス内もすべて2席独占。おかげさまで気楽に旅ができました。

スーパー北斗(特急)と、はやぶさ18号(新幹線)に乗り継いで八戸へ。


 札幌6:53→新函館北斗10:22/10:53→八戸12:15


↓樽前山(車窓から)


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 八戸の駅からはツアーのバスで種差海岸へ。この近辺はフットパスとして整備されているのは知っていましたが、そこは団体行動ですから勝手はできません。決められた場所をうろうろするだけです。


↓三陸復興国立公園の種差海岸

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↓芝が枯れていますが、波打ち際まで芝生になっているのは全国的にも珍しいそうです。


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 ここから今夜の宿のある安比(あっぴ)高原までバスに乗り、到着したのは夕方5時近くになっていました。


↓ホテルのHPより 左のタワー館に宿泊

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ホテル安比グランド1泊/夕食はヴァイキングなので、自分の都合の良い時間に行って食べてくださいとのこと。

大きなホテルなので、夕食の会場まで遠くて迷いそうでした。


↓広い部屋

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↓トイレと浴室は別々なので使いやすい


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↓お風呂上りに地ビール(銀河高原ビール)おつまみは持参した「おかき」です。


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↓MAP




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(8.9.10.11)福井(平泉寺) [2019 初秋の旅 関西と福井]

10/3(木)京都12:10→福井13:51

 福井では次女宅でのんびり過ごし、あまり観光はしないつもりです。ホテルの朝食を済ませ一旦伊勢丹の地下へ。漬物や和菓子などのお土産を買いこみ、お昼のお弁当も調達して、ホテルに戻りました。宅配便で自宅までの荷物をお願いしてから、チェックアウト。


↓福井までの特急サンダーバードの出発まで、構内のカフェで。

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 京都からは1時間40分の列車の旅です。琵琶湖の西を走りますので、右窓側に座り湖の眺めを楽しみました(前回は左に座って失敗したので)。途中白髭神社の鳥居が見えると待ち構えていたのですが…あらら!!ちょうどトンネルに入ってしまって、観られませんでした。Google Earthで確認したとき、もっと接近すれば分かったことで初歩的ミスでした。


福井駅に到着しましたが、ちょうど孫のお稽古ごとのお迎えと重なったので、駅構内をぶらぶら。帰りのお土産なども下調べしているうちに次女と小3の孫が現れました。夏休み以来なのですが、2か月しかたっていないのに、また大きくなった気がしました。やんちゃ坊主から少しずつ脱皮してるような?(婆馬鹿)


10/4(金)


この日は雨降りの生憎の悪天候、孫娘のテニスの試合も中止になりました。ランチは車で数分のレストランへ。フレンチが主体ですが、イタリアンもあるカジュアルなお店で、なかなか美味しかったです。

北海道に比べると福井はお米とお酒が群を抜いて素晴らしいです。11月か12月ですと、越前ガニが美味しい時期なのですが、年々高価になって…最近はちょっと遠慮気味。


10/5(土)


この日は晴天に恵まれました。孫娘Y子がテニスの部長として頑張ってきましたが、来年は中3なので今年で終わりとのこと。でも何時ころにY子が試合に出るのかわかりませんし、座るところもないので、ずーっとおばあちゃんが観戦するのは無理とのこと。応援は家族に任せて、元気な顔が見られただけで良しとして、私は一人で「平泉寺へいせんじ」を訪れることにしました。


 福井駅の東口は、2023春の北陸新幹線の延長に合わせて工事中です。初めて訪れたのが2012年の春でしたから

西口も駐車場が恐竜広場になり、その変貌に驚きます。


↓えちぜん鉄道の駅舎

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 福井10:55→勝山11:48/11:51(バスに乗り換え)→平泉寺12:05


土曜日だし混むだろうという予想は見事に外れて、空きの目立つ電車ですが、可愛らしい若い女性の車掌さんも乗車(土曜日だから?)


さて 勝山駅からはコミュニティバスに乗り換えて、平泉寺の入り口まで。バス停の前に立派な「平泉寺歴史探遊館」があり、まずここで多少なりとも知識を得ようと入館しました。土曜日ですが、ほとんど観光客の姿はありません。


 平泉寺は1300年ほど前に泰澄によって、白山信仰の拠点として開かれた寺院です。さてその白山は何処にあるのでしょう。白山は標高約2700Mあり、石川県と岐阜県にまたがって聳えています。Google Earthで確認しました。

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右上に白山山頂にある奥宮神社、左下が平泉寺です。直線で25Kほどです。


日本古来の山岳信仰に加えて、平安時代以降は神仏集合により「観音」や「阿弥陀」を本地仏とする行者の修練道場として栄え、山麓には白山比咩神社(白山ひめ神社)があります。


その白山信仰の拠点となった平泉寺は最盛期には200ヘクタールの境内に数十の堂や社、周辺に数千の坊院が建っていたそうです。驚きながらビデオやパネルで予習した後は境内へ。



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泰澄の廟に寄り道

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↓緩やかな石段を先へ


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↓鳥居

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↓鳥居をくぐると視界が少し開けて


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↓芭蕉の句碑「うらやまし浮世の北の山桜」オリジナルは右の石碑です。

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↓そして美しく苔が広がって…昨日の雨のおかげかしら?



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↓突き当りは拝殿です。拝殿は兵火で焼けた跡地に1859年に造営されました。江戸時代の寄棟造榑葺。


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御本社 1795年に当時の越前藩主により再建。総欅の入母屋造榑葺。


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↓昇り龍、降り龍の丸彫り


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↓苔の林を抜けて

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↓三之宮への石段


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↓三之宮は明治22年の改装。安産の守護神として崇められています。


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白山への登拝道である越前禅定道がはじまるところ。最近熊が出没したため登山禁止になっていました。

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↓また元の道を行きますと、左から拝殿、御本社、別山社と並んで見えました。

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↓最後にこの美しい苔の絨毯を目に焼き付けて

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↓御朱印

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 門前にある蕎麦屋で福井の名物「越前おろしそば」の昼食。とても美味しかったです!

またコミュニティ・バスに乗って勝山駅~福井駅と戻りました。


平泉寺14:01→勝山駅14:18/14:49→福井駅15:42


西武に寄って、コーヒータイムとお土産の買い物。次女に迎えに来てもらって戻りました。

試合で勝ったと元気いっぱいのY子。次回は春休みに会えるね!と、にぎやかに食卓を囲み、幸せなおばばでした。


10/6(日)

この日もテニスの試合(福井市内中学対抗戦)があるので、次女は応援とお世話係です。福井駅まで送ってもらって、リムジンバスで小松空港へ。早めのランチを済ませ

小松12:15→千歳13:45(ANA)で札幌に戻りました。(終)


タグ:福井 平泉寺
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(7-2)京都(白沙村荘橋本関雪記念館) [2019 初秋の旅 関西と福井]

~続きです。

 「銀閣寺通」という広い道路にある停留所で降りて、標識に従って「白沙村荘 橋本関雪記念館」へ。その前に昼食をとろうと、きょろきょろ。かの有名な「草喰 なかひがし」が目についたものの、ここは予約必須ですからパス。そのうえ記念館併設のイタリアンと和食屋もクローズでした。空腹を抱えて記念館の受付へ。


ここは庭園から美術館へ辿るコースに設定されています。

↓東門前の石橋

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↓嬌嬌門

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↓四阿 如舫亭(あづまや じょほうてい)

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↓池の向こうに存古楼(大作制作用の画室)

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庭園内のお茶室「憩寂庵」から上記の存古楼(内部見学)、持仏堂と巡りました。池や典雅な建物群、点在する石造り美術品多数。橋本関雪画伯の美意識に徹した世界が広がります。最後は美術館へ。見学者は少なく園内ではせいぜい数人がちらっと見えるくらいでした。


↓美術館の入り口

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 2014年にオープンしたばかりの美術館です。大正、昭和期の日本画壇で活躍した橋本関雪(1883-1945)の作品は正直あまり知らなかったのですが、今回は名品展があり、大作を観ることができました。また中国美術に造詣が深く、作庭や別荘(大津に走井居、明石に蟹紅鱸白荘、宝塚に冬花庵)にも力を注いだ関雪の偉業を知ることができました。


↓晩年の作「秋桜老猿」1938

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↓「琵琶行」1910

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2階のガラス越しに庭園を望みながら、お薄と和菓子で休憩。

ミュージアム・ショップも充実していましたが、帰るころは係の人が来ないので諦めて退館しました。


バスで八坂神社まで。この近辺は路地から人があふれんばかりの観光客でいっぱい。祇園方面に歩き散策とおやつタイム。この日は結局昼食抜きでした。

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京都駅に戻るバスも大混雑で、時間もかかり疲れました。夕食は早めに出かけました。予約なしでしたが、JR伊勢丹のレストラン階の「和久傳」へ。カウンター席が空いていてすぐ案内されました。


↓宵闇迫る京都の眺め

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↓日本酒は青竹筒で


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カウンターは次々お客さんであっという間に満席になりました。ほとんどが年配の一人旅か老夫婦なので、気軽に京都の食を堪能できました。


さて明日は次女の住む福井へ移動します。




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