(4)鶯宿温泉~大館(秋田犬の里)~鶴の舞橋~新青森~札幌 [2019年晩秋 東北三陸海岸の旅]
11/14(木)
出発は今日も9:00なので、のんびり荷物の整理ができました。昨日宅急便で送ったこともあり、買い物は終わりです。あいにくの雨模様のなかバスは北上して鹿角市へ。「道の駅 かづのあんとらあ」ではユニークな建物(中央の広場を囲んだお店が並ぶ)を見て、覗いただけでした。名前もユニーク「かづの=鹿角 あんとらあ=Antler英語で鹿の角の意」だそうです。サッカーチームの「鹿島アントラーズ」!
そしてバスは西に走り大館市へ。JRの大館駅近くに新しくオープンした「秋田犬の里」に寄りました。
↓大館駅
↓「秋田犬の里」渋谷駅で飼い主を待っていたハチ公も秋田犬です。そのため忠犬ハチ公の銅像の建つ渋谷駅〈大正~昭和初期)をモチーフに設計されました。
↓秋田犬と対面する待合所
↓可愛い甘えん坊の秋田犬でした。
十数年前に亡くなった飼い犬のちょび(シベリアン・ハスキー)を思い出してうるうる・・・。
↓コミュニティバスも「ハチ公号」
お土産コーナーには秋田犬のぬいぐるみがいっぱいですが、私が買ったのは小さなキーホルダー。
バスの中での昼食は大館名物の鶏めし駅弁。美味しかった~!
バスは大館からさらに北へ進み弘前の北へ。かなり長いドライブでしたが、バスガイドさんの声が大きくないので、子守歌・・・眠れました。
鶴の舞橋は平成6年に津軽富士見湖に架けられた日本一長い三連太鼓橋です(全長300M)
↓雨に風も吹いて、そのうえ寒くて・・・悪天候のなか強風に飛ばされそうになりながらも、橋を渡りました。
↓岩木山が見えます。
↓何かのCMで吉永小百合のバックに使われて有名になったそうです。
↓鶴の舞橋の名にふさわしく、鶴の生息地らしいです。
ここが旅の最後の観光でした。
新青森駅で夕食のお弁当を調達して、新幹線に乗車。↓青森のお弁当も美味でした。
新青森16:45→新函館北斗17:47/18:11→札幌21:35
3泊4日の三陸海岸縦断の旅でしたが、内陸の温泉や観光も含まれていたのが変化があって良かったです。
東北も冬まじかで、最後の青森はかなり寒く、時期的にはぎりぎりだったと思います。
帰宅した翌日11/15は札幌も平地に初雪が降りました。(終)
(3)南三陸温泉~気仙沼~中尊寺~鶯宿温泉 [2019年晩秋 東北三陸海岸の旅]
11/13(水)
↓朝焼けの三陸海岸の入り江
今朝の出発は9:00です。1時間違うと8時にのんびり朝御飯がいただけます。全面ガラス張りの広い朝食室ですが、ツアー客でほぼ満席でした。
ホテルを出発したバスは南三陸町の甚大な被害を受けた地区の横を通り(あの町役場の鉄骨が残る)抜け、気仙沼へ。ここではおさかな市場でお買い物タイム30分。試食したふかひれスープや海産物など購入しました。荷物がどんどん増えていきます。
次は平泉の中尊寺へ。青空が広がり中尊寺の紅葉もまだまだ綺麗でした。中尊寺は30年前亡夫と訪れて以来です。人も多く賑やかで、昔の静けさが懐かしくなりました。
ツアーのバスは表参道の月見坂を上らずに済むように裏側の駐車場まで行きました。各自、自由時間を過ごした後はその参道を降りて、集合場所まで行くことになっています。
↓中尊寺 金色堂
上の覆堂のなかに金色堂があります。金色堂は中尊寺創建当初(1124)の姿を今に伝える唯一の建造物です。堂の内外に金箔を押してある「皆金色かいこんじき」の阿弥陀堂です。奥州藤原文化の象徴として、堂内の荘厳さには目を奪われます。
ここから奥に進みますと↓「経堂」がひっそり建っています。
↓経堂を背景にした紅葉が燃えるよう~
↓この紅葉の大木は「いろはもみじ」
↓白山神社能舞台
白山神社!といえば先月訪れた福井の平泉寺を思い出しました。小さなお社があり、そこのご老人に聞いてみました。全国に何千とあるなかでも由緒ある「平泉の白山神社」だそうです
↓古い茅の輪が・・・?な西物見堂
↓弁財天堂と池
ここまでくると時間が残り少なくなってきました。慌てて讃衡蔵(宝物館)へ。讃衡蔵とは奥州藤原三代{清衡、基衡、秀衡}の偉業を讃える宝蔵という意味です。素晴らしい仏像や一切経など見学後、月見坂を飛ぶように歩いて降りました。思っていたより距離があり、集合時間に遅れてしまいました。
心配してレストランの前で待っていた添乗員さんに改めて陳謝です。昼食時間にはまだ余裕があり、すでに並んでいたお膳で食事ができました。食事の時間も含めて2時間は私には無理でした・・・。
この後は盛岡市内のあさ開酒造で試飲やお買い物。
↓北上川に沿ってバスは走ります
そして、鶯宿温泉に到着。「森の風鶯宿」に泊まりました。
リゾート風のおしゃれな宿です。浴衣や帯も好みのものが選べます。
↓部屋 (今回の旅はベットの部屋ばかりでした)
↓窓からの眺め 遠くに岩手山?
↓広い庭園は夜になるとイルミネーションに飾られます。観に行きましたが、誰もいなくて怖くなって帰りました。
↓夕食もなかなか頑張っています。ご馳走様!
ホテルの売店もおしゃれな感じです。今までの旅の中で一番お買い物にうつつを抜かしてしまいました。格安ツアー=買い物ツアーです。重いものをここから自宅まで宅配便で送りました。
(2)安比高原~北山崎~浄土ヶ浜~陸前高田~南三陸温泉 [2019年晩秋 東北三陸海岸の旅]
11/12(火)
↓安比高原はスキー・リゾートです。雪のシーズンにはまだ1カ月以上は早いでしょう。朝の窓から眺めました。
スキーは北海道内で滑ることが多かったのですが、基本的にあまり好きではなくて(下手で娘たちのお付き合い程度)、結局50歳前には辞めてしまいました。ですからスキー場を眺めても萌えません(汗)
季節外れでもツアー客で結構なお客さんです。朝食も混雑していましたが、結構美味しかったので沢山いただきました。
ツアーですから、8時には出発して、内陸部から三陸海岸方面へ移動しました。先ず北山崎の海岸美を楽しみました。
↓ダイナミックな海岸線が約8Kも続く北山崎の絶景スポット
上の駐車場のある展望台から下の展望台まで遊歩道を歩きました。
天候も良く、昨日の種差海岸から続きの三陸復興国立公園の散策です。このツアーは目的地までバスで連れていくほかは基本的にあとは個人の自由散策が多かったので、時間さえ守れば気楽でした。
↓時間が余っておやつタイム〈ずんだ団子パフェ)
次は三陸海岸を南下して、浄土ヶ浜へ。ここでは昼食をはさんで1時間半ほど時間がありました。
↓浄土ヶ浜(逆光で看板の字が見えません)
↓海猫の多い奇岩美の海岸
↓左側に写っているトンネルを歩いて遊覧船の波止場まで
↓ランチは浄土ヶ浜のレストハウスで瓶丼定食(宮古名物とか)瓶の中身(タラ、いくら、昆布納豆など)をご飯にかけて食べます。味はやはりそれなり、塩辛過ぎでした。
浄土ヶ浜からほぼ海岸沿いを南下しました。新しく整備されたハイウエィを走ったのですが、2011の大震災の時は津波がこの道路を超えて、向こうの山まで押し寄せたと聞くと…言葉もありません。海が見えないほど高く築かれた堤防などにも心が痛みます。山田町~釜石~大船渡~陸前高田と被害の大きかった町が続きますが、山側の三陸自動車道を走り、町の中に入ったのは陸前高田市でした。海から近い地区は大規模な土地の嵩上げ工事中です。その地区の道路を隔てて「道の駅高田松原」が2か月前にオープンしたのです。
コンクリート平屋のモダンな建物は中間の入り口左に津波伝承館、右に物産館になっています。
震災前は7万本の松が海岸沿いに広がっていた名勝地でした。津波に流されてたった一本残ったそうです。震災館の見学や買い物に時間がかかって、遠くから眺めるだけでしたが、痛ましい姿を近くで観るのは忍びない気持ちもありました。この新しい建物の左に「旧道の駅高田松原」があり、津波に流された船が建物の中に残ったままになっていました。写真を撮るのも忘れるほど、買い物もしました。いつもはあまり買わないほうですが…私にできる応援はこのくらいですから。
今夜の宿泊地は陸前高田からさらに南へ。気仙沼を通過して南三陸町へ。海の見える南三陸温泉「ホテル 観洋」に1泊しました。町から離れたところのホテルに着いたのはすでに日が落ちていました。お風呂の前に宴会場で夕食ということに。
↓アワビも付いた豪華版
↓ベットの部屋で嬉しい!
暗くて海も見えないので露天風呂はちょっと残念でした。
(1)札幌~八戸~安比高原 [2019年晩秋 東北三陸海岸の旅]
11/11(月)
新聞の広告で3泊4日で三陸海岸を回るツアー(H社)を見つけました!格安ですし、この地方の復興が進んでいる所の見学やお買い物で少しでもお役に立ちたい気持ちもあり、参加しました。
ところが、早朝の出発にあわや!間に合わないところでした。目覚まし時計をかけて寝たはずなのに…ふと目覚めて、時計を見ましたら~あらぁ~⁈昨夜から予約していたタクシーが来るまで10分しかないのです。ほとんどパッキングは済んでいたので、助かりました。10分で歯磨き洗面、着替えを済ませて・・・化粧はタクシーの中で済ませました。
札幌駅団体集合場所6:25にはまだ10分ほどあります。昼食は自分で用意するようにとのことで、走って駅弁屋に行きましたが、まだ開店前で閉まっています。構内のコンビニでおにぎり弁当を買って、なんとか間に合わせました。おにぎり一個ずつ朝ご飯と昼ご飯にしました。一人参加は私だけだったので、行きも帰りもバス内もすべて2席独占。おかげさまで気楽に旅ができました。
スーパー北斗(特急)と、はやぶさ18号(新幹線)に乗り継いで八戸へ。
札幌6:53→新函館北斗10:22/10:53→八戸12:15
↓樽前山(車窓から)
八戸の駅からはツアーのバスで種差海岸へ。この近辺はフットパスとして整備されているのは知っていましたが、そこは団体行動ですから勝手はできません。決められた場所をうろうろするだけです。
↓三陸復興国立公園の種差海岸
↓芝が枯れていますが、波打ち際まで芝生になっているのは全国的にも珍しいそうです。
ここから今夜の宿のある安比(あっぴ)高原までバスに乗り、到着したのは夕方5時近くになっていました。
↓ホテルのHPより 左のタワー館に宿泊
ホテル安比グランド1泊/夕食はヴァイキングなので、自分の都合の良い時間に行って食べてくださいとのこと。
大きなホテルなので、夕食の会場まで遠くて迷いそうでした。
↓広い部屋
↓トイレと浴室は別々なので使いやすい
↓お風呂上りに地ビール(銀河高原ビール)おつまみは持参した「おかき」です。
↓MAP