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2013夏の旅(4)チューリッヒ~マウルブロン~バーデン・バーデン [2013夏ヨーロッパ(オペラと美術の旅]

7/11(木)ZurichHB10:00→KarlsruheHB12:49/13:19→Muhlacker14:08(バス700番に乗り換え)→Maulbronn14:25/16:37→Muhlacker16:55/17:21→Karlsruhe17:50/18:09→BadenBaden18:29

バーデン・バーデン/Holiday Inn Express 2泊

 今日からバーデンバーデンとアルザス地方を1週間回る予定です。スーツケースはチューリッヒのホテルに置いて、小さなキャリーバックと一泊用くらいの大きめな手提げトートを持ち、9時ごろチェックアウト。中央駅で、まずはチューリッヒからカールスルーエまでの切符を購入(154CHF)。

↓ 夏休み期間はエコノミー席は混むのでプルミエクラスで。1-2の配列。

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 ↓ カールスルーエの駅

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 カールスルーエは初めてですが、この日は荷物を預けて乗り換えだけのためで、翌日改めて来ることにします。大きな駅ですからコインロッカーも完備されています(小銭が必要)。ところが自動販売機ではMuhlackerが表示に出なくて買えません。駅員さんもどうしてなのか分からないといいますし(ドイツにしてはいい加減だわ~)、そのうち予定の電車の時間になり乗車。車内の検札もなくて、結局無賃乗車になってしまいました(ごめんなさい)。20分ほどでMuhlacker駅に着きました。バス乗り場は駅前にあり、まもなく来たバスでマウルブロン修道院へ。(往復10€)

↓Muhlacker駅バスターミナル。電光掲示板の表示があります。

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 地元の高校生のグループが一緒にマウルブロン修道院近くのバス停で降り、引率の先生らしい人が途中の道で迷っている私に「こっちよ~」と教えてくれました。高校生たちの後を歩き、バス停から数分で広い庭園、その向こうに修道院がみえました。ほっとする瞬間です。

↓ ところがかなり大きな改修工事中

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ややがっかりしながら広場に降りて行きますと、修道院の周りには木組みの素敵な建物がいくつか並んでいます。それぞれが由緒ある建築とあって、魅力的な中世の景観になっています。

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↓ その広場に面したマウルブロン修道院。 右側(木に隠れた部分)が改修中の教会堂玄関ホール(パラディース)です。

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☆マウルブロン修道院/Kloster Maulbronn

850年以上の歴史を誇る旧シトー会修道院で、アルプスより北部にあるヨーロッパの修道院の中でも、付属する建造物群を含めもっとも保存状態がよいといわれています。宗教改革後、1807年にプロテスタント神学校がここに設置され、現在に至っています。詩人のヘルマン・ヘッセがここの神学校に通ったことも良く知られています。1993年にユネスコの世界遺産に登録されました。チケットは広場にある別の建物のインフォで購入。日本語の音声ガイドもあり、パスポートを預けて借りることができました。

↓ 平修道士用食堂

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↓ ゴシックスタイルの回廊(南西角)。工事中のため足場が写ってしまいました。

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↓ 教会内部

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↓ 修道士食堂

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帰途のバスの時間まで、広場のカフェでひと休み&撮影

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 ほぼ2時間の見学が終了。バスと電車と乗り継いでバーデンバーデンへ向かいました。カールスルーエからバーデンバーデンのラインは20分ですが、通勤帰りの人たちでかなり混みました。駅からはTAXIでホテルへ。

 ホテルの場所は劇場にも近く、建物の裏は遊歩道に面していて、静かな部屋で良かったのですが、冷蔵庫も、バスタブもなくて期待外れ。洗濯の後はチケット引換のため劇場まで行ってみました。

↓ すでに8時近くですが、まだまだ明るく、のんびり散歩。ホテル近くの古い建物。

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↓ バーデン-バーデン祝祭劇場/FESTSPIELHAUS BADEN-BADEN

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↓ この夜も演奏会があったようです。カジュアルな装いの若い人たち。

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↓ 遊歩道に沿って帰る途中のイタリアレストランで。アンティパスト・ミストと白ワインで軽い夕食。

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↓ ホテルの裏側。入口ドアは部屋のキーカードで開きます。

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バーデンバーデンは日本で言えば軽井沢?保養と避暑を兼ねたお客さんが多いようです。温泉施設もあるのですが、日本と違って水着が必要ですし、ホテルからも遠いので、未体験に終わりました。さすがに涼しくて熟睡。


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レイネ

ドイツ鉄道の切符自販機は、結構曲者ですよ。もっと簡単な表示にすればいいのに複雑すぎて、ドイツ人でも慣れてないと買いにくいという。アーヘンからデュッセルドルフ空港駅なんていいうのすら、なかなか表示されずあせったことが。オンラインの方がまだしも利用しやすいです。
カールスルーエもバーデン・バーデンも音楽祭や立派な劇場での魅力的な演目が色々あるのですが、まだどちらも行ったことがありません。レポ楽しみにしています。
by レイネ (2013-08-25 18:05) 

alice

レイネさま、ドイツの切符自販機、何回か利用したのですが、小さな駅は古い機械だったり、窓口も閉めていたり、節約志向でした。今回は比較的短い距離での移動が多かったので、オンライン予約はしませんでした。体調不良の時は予定の列車を遅らせたり、コースを変更したり。。。臨機応変が大事と痛感しました。

バーデン・バーデンは昨年からでしたかラトルが芸術監督?になったそうで、一段と華やかな演目がずらりですね。
by alice (2013-08-26 10:17) 

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