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(5-1)ベルリン [2016春ドイツ音楽祭の旅]

3/28(月)

 このホテルで一番良かったのは朝食が☆☆☆の宿にしては抜群に美味しかったことです。私の場合は宿泊代に含まれていたのですが、別料金では18ユーロです。

↓昨日に続いて金色のウサギさんのプレゼント(イースターのチョコ)

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 今夜は長大なワーグナーのオペラ『パルジファル』の鑑賞ですから、日中は1か所に絞って絵画館だけの見学をしました。

↓今回の旅で何度も通ったZoo駅付近(バスから)。

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↓絵画館はイースター祝日なので11:00からオープンです。絵画館の前からフィルハーモニアの黄色い建物が見えます。

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↓そして後方は広大なテアガルテンTiergartenが控えている素晴らしい立地。ベルリンの魅力はいろいろありますが、テアガルテンもその一つ。この日はお天気が良くて、森のような公園を散策する市民や観光客が多く、本格的な春の訪れを満喫しているようでした。

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☆Gemäldegalerie絵画館

 この新しいギャラリーができる前はダーレムにありましたので、それを含めると3度目の訪問です。素晴らしいコレクションですが、その割にお客さんが少ないので、ゆったり気分で鑑賞できます。写真もフラッシュなしでOK。

↓イタリア絵画部門から、ボッティチェルリの「歌う天使たちを伴う聖母子」1477頃直径135cm。聖母の愁いを帯びた表情と背景のアイスブルーがただただ美しい。

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↓カルロ・クリヴェッリ「聖ペテロに鍵を与える聖母子」1488 191×196 これも部分撮りですが、ガラスが反射してしまいました。華やかな画面の中で、聖母の硬く蒼白の顔が印象的。イエスの悲劇の最後を暗示しています。

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↓アントニオ・デル・ポライウォーロ「若い婦人の横顔」1465~70頃 52.5×36.5

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↓カルパッチオ「キリストの墓の準備」1505頃 145×185 独特の要素を盛り込んで構成された、カルパッチオらしい画面。

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↓ジョヴァンニ・ベルリー二「キリストの復活」左と「2天使に支えられる死せるキリスト」右が並んでいました。

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↓スキアヴォーネ「玉座の聖母子」1456-60頃。カルロ・クリヴェッリと同じスクァルチオーネ工房で学んだ画家。共通するモチーフや下に工房の名とダルマティア出身であることが記されていますので、カルロがヴェネチアを逃れてダルマティアのザダールへ行ったのはスキアヴォーネの手引きがあったのではと推察されます。

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↓レンブラント「天使と戦うヤコブ」1659-60頃 140×120

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↓フランス・ハルス「マレ・バッペ」1629-30頃 75×64

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↓フランス・ハルツ「カタリーナ・ホーフトと乳母」1619-20頃 86×65

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↓ヴァトー「踊り」1719頃 97×166  下は笛を吹く少年をアップで。

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写真も数多く撮りましたので、アップしたいのですが、きりがありませんからこの辺で。絵画館には素描のコレクションも有名なのですが、疲れてしまってパス。バスで野の花の咲き始めたテアガルテンを眺めながらZoo駅に戻り、あとは徒歩でサビーニ・プラッツへ。遠回りになって30分くらい歩きました。広場の近くでランチ。前菜のアラカルトだけでお腹がいっぱいなり、ホテルに戻って午睡。

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続きます~


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