(3-1)ロンドン(ウィンチェスター) [2018春イングランドロマネスクとオペラの旅]
5/13(日)WAT(Waterloo)9:35→WIN(Winchester)10:32/13:35→ROM(Romsey)14:03/16:07→WAT17:52
当初はここフィールディングホテルで5泊するつもりでしたが、2泊しか空室がなく、面倒ですが3泊はヴィクトリア駅近くに宿替えすることになりました。
昨日は贅沢な朝ごはんでしたので、今日は部屋でコーヒーと手持ちのお菓子だけ。スーツケースはホテルに預け、コヴェントガーデン駅からウォータールー駅へ。地上に上がるとウォータールーの鉄道駅です。今日の目的地はウィンチェスターとロムジーですが、まずはLondon→Winchesterの片道切符37.7£を自販機で購入。これは失敗でした。というのは購入後に同日往復すると割引の切符がほとんど変わらない金額で買えると気がついたのです。高い授業代!当然考えられることでしたから、無念。。。
イギリス国鉄南西線South-west Lineのサウザンプトン行きの乗ってウィンチェスターへ。列車は時間通りに↓ウィンチェスター駅に到着。
中世にはイングランドの七つの王国の一つの首都であり、統一後もロンドンにその座を明け渡すまで首都であり続けたというので、大きな都市の駅を想像していましたが、簡素な駅舎です。駅前もタクシーは並んでいますが、カフェなども見当たらず、いたって静かです。
先ずはウィンチェスターの大聖堂を目指して歩きました。1Kくらいの道のりです。途中に街のインフォや図書館があり、その前にこの後訪れるロムジー行のバスの停留所を発見。今日は日曜日なので1時間に1本のようです。事前のチェックではバスの時間が正確なのか、停留所の場所(駅まで戻る必要あり?)など気にかかっていましたので、これで一安心です。
↓ウィンチェスター大聖堂までのJewry St
↓日曜日なので賑やかなSt.George's St
☆ウィンチェスターWinchester大聖堂
イギリスが統一された9世紀からの歴代の王が戴冠した由緒ある大聖堂。7世紀に創建。現在の教会は11世紀のロマネスク様式ですが、12世紀末から初期ゴシック様式に拡張。その後も拡張工事が続き、ヨーロッパの大聖堂でも最も長い身廊と全長を持つ、イングランド最大級の大聖堂の一つとされています。
生憎葬儀の最中でしたので、遠慮しつつ見学しました。カメラは身廊部分は写せませんので
↓南翼廊から
↓後陣のLady Chapl
↓北翼廊に残るロマネスクの空間
↓中央祭壇には木彫の衝立(14世紀初頭)
クリプトへの扉は閉鎖されて見学不可。そしてここで一番観たかったのが洗礼盤(12世紀、黒大理石)です。ところがお葬式の真っ最中で、側廊の方からしか観ることができません。2面がせいぜいでカメラも向けられず・・・で、参考書からスキャンしました。
↓洗礼盤の西面(上)は「聖ニコラスの物語」から司教杖の聖ニコラスが殺された3人の子供を生き返らす場面と嵐から舟を守る場面。南面(下)は3人の娘の父親に婚礼の資金を与える場面。
↓プラン
↓全景(Google earthから)
↓南側面
↓南翼廊に続くチャプターハウスと僧の宿舎跡地
↓隣接して小高いところに展望の良い庭園THE DEAN GARNIER GARDENがあります。白い花が何種類か咲いていて、静かな空間を独り占め。
↓司教館
ここで一休みしてから、教会の周りを歩きました。
↓後陣外観/ 菩提樹でしょうか大本が邪魔をしています。
↓古い煉瓦の塀に囲まれた小道が続きます
↓北側面(ロマネスク様式が残る翼廊の外観)。北側は広い敷地ですが、柵があり近くには行けません。
バスの時間が近くなり、停留所へ戻りました。続きます~
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