(2)宮津~鳥取 [2018初秋 丹後と山陰の旅]
9/20(木)
北海道からの山陰山陽ツアーは3泊が多いので、山陰だけで3泊ならゆったりだろうと例によってアバウトに決めてしまったのですが・・・実際は(この年齢では)ハードな旅になりました。昨日は成相寺だけで天橋立を歩く時間はなくなりましたし、この朝も8時に出発です。昨夕の食事より充実のビュッフェ朝ごはんをゆっくり食べている暇もなく、あたふたと出発。
ホテルのある宮津からは湾をぐるりと逆戻りして伊根の舟屋へ。
↓9時からの伊根湾巡り遊覧船に乗りました。
↓伊根湾は静かですが、あいにくどんより曇り空
バスガイドさんのお勧めで乗船前に100円の「カッパえびせん」を購入。
↓出航前はかもめたちも静かにスタンバイ。これはやはり嵐の前の静けさでした。
↓舟が動き出すと
↓かもめたちのお食事(おやつ?)が終わると、ようやく落ち着いて伊根の景色を眺めて、あちらこちらと撮影。水際ぎりぎりに約230軒が並ぶ「重要伝統的建造物群保存地区」、「日本の最も美しい村」にも加盟しています。江戸時代中期から存在していますが、ほとんどは明治から昭和初期にかけて現在のような木造2階建てになりました。
遊覧船乗り場に戻ると次の船を待つ人たちで混雑しています。やはり早めの出発は正解だったようです。バスで伊根の舟屋の中心地に移動して、町のボランティアさんに案内していただきました。町の歴史や日常の暮らしのことなどのガイドはなかなか興味深く
↓イルカが湾に迷い込んだ時の写真も見せていただきました。
↓片側の湾に沿った舟屋にあわせて、曲がりくねった道が続きます。道を隔てて山側が母屋として建てられるケースが多いようです。町にはお魚屋さんがありません。直接漁港で買うそうです。
↓向井酒造で日本酒や酒粕最中のショッピング。創業260年の老舗です。
↓マンホールのふた
↓舟屋の蔵の紋も立体的でユニーク
↓江戸時代からの古い舟屋(修復)も見学
伊根の町では他のツアーの見学者はなく、のんびり散策できました。遊覧船だけで帰るのは惜しいところです。町の情景ひとこまひとこまが印象に残りました。
バスで次の目的余部鉄橋に向かいましたが、昼食は途中の丹後王国道の駅で。時間があまりありませんというガイドさんをしり目に独り参加組5人は雨の中急いで目的のレストランに行き、しっかり飲み食べました。
↓地ビール、さざえの刺身、巻き寿司
雨がかなり激しくなってきましたが、余部鉄橋へ。1912年に鋼製トレッスル橋梁として開通されましたが、1986年の転落事故の後、2010年には新しくコンクリート橋が完成、あの美しい余部鉄橋は見られなくなりました。一度は乗ってみたかった・・・。
↓往時の姿はWikipediaから拝借
↓鉄橋の見学はまずエレベーターで。高さは41.25m
↓長さは309.42m
↓新しいコンクリート橋
ここにも道の駅があり、おみやげに豊岡の醤油を購入。
再びバスに乗り西へ、まもなく鳥取県に入りました。鳥取市内に入る前に観光梨園で梨もぎ体験。食べ放題といわれましたが、20世紀梨は美味しかったけれど2個がようやく。
鳥取駅前のホテルニューオオタニに到着。↓ここもツインの部屋。
夕食は自由なので、独り参加の方たちとホテルでもらったグルメマップをたよりに駅前の居酒屋「てんまり」さんへ。
↓地酒飲み比べセット
↓焼き魚はのどぐろ
そのほかおでん、焼き鳥などもいただき、鳥取の夜は楽しく更けました。