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2015春の旅(7-1)マリア・ラーハ~ケルン [2015春ドイツ(オペラと美術の旅]

4/9(木)Maria Laach8:35→Andernach9:20/9:28→Koln10:37

 昨夜はぐっすり眠れましたので、朝の目覚めは爽やかでした。↓窓から朝焼けの空を眺め

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↓ 7時からの朝食に一番乗り

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 ↓8時過ぎにホテルをチェックアウト、湖畔のバス停へ。

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↓バス停から見た朝のマリア・ラーハ修道院。さようなら~。

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  昨日も終点まで乗ったのは私ひとりでしたが、今朝も他の乗客はいません。朝の便なので、途中の町や村では乗ってくる人は多いです。Andernaachで降車したのは昨日のバス停ではなくて、駅の近くでした。おかげさまで10分足らずの列車への乗り換えもスムーズに、予定より早めにケルンに行くことができました(15.7€)。

 ケルン駅構内からも行き来できる今夜のホテルはIBS HOTEL KOELN AM DOM(朝食込138€)。チェックインにはまだ早い時間でしたが、10分ほど待ってねと言って、お部屋を用意してくれました。そしてその間にちゃちゃっとACCOR HOTELSのメンバーに入会させられました(笑)。カジュアルなホテルですが、ケルンという人気の観光地で、場所も良いので部屋代は高めです。人気があり、いつも使っているBOOKING.COMでは空き室なしでしたが、直接ホテルのHPから(日本語もある)ダブルルームに空室を見つけ、即予約しました。

↓ ダブルベットの明るい部屋。バスタブなしですが、バスルームは広く使い易いです。

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↓ 窓から見えるケルン大聖堂。賑やかな駅前広場に面してますが、防音はしっかりしています。

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↓ケルン中央駅(左側がホテル)

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 バーデン・バーデンを出てからまだ3日目ですが、気温は次第に上昇して、初訪問のケルンは真夏並みの暑さになりました。まずは(i)に寄って2日間の割引カードをゲット。そして駅の横にそそり立つ大聖堂にご挨拶。

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☆ケルン大聖堂KOLN DOM

 870年創建のカロリング朝の聖堂にまで遡る歴史を持っていますが、1164年に現在も主祭壇の背後に安置される東方三博士の聖遺物が到来し、巡礼者が増加したことから1248年にゴシック様式に改造が発足。しかし、完成は途中の中断もあり大幅に遅れ竣工は1880年。堂の全長144m、幅と高さ61m、西正面の双塔は157mというドイツ最大の盛期ゴシック式聖堂です。

↓西正面扉口

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↓内部は五廊式の大空間。

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↓十字架礼拝室の「ゲロの十字架」。976年に没したゲロ大司教が寄付した現存するヨーロッパ最古の記念十字架(187cm木製)であり、最古の「死せるキリスト」の表現でもあります。

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↓三賢王の聖櫃(1190-1225)

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↓中央祭壇(1310年頃の柵)

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他にシュテファン・ロホナーの祭壇画(1440頃)もあったようですが、見逃した模様・・・。

ケルンの街は起原50年頃には古代ローマの皇妃アグリッピーナ(皇帝ネロの母)の植民地(Colonia Agrippinansis)と呼ばれ、それが約されてColoniaすなわちケルンとなり、8世紀末大司教座が置かれ、14世紀以来ハンザ同盟都市となりました。中世ドイツ最大の宗教都市であり、商業都市として文化の中心地でもあったのです。しかし、第二次世界大戦の爆撃で歴史的市街を喪失。

↓大聖堂も大きなダメージを受けましたが復興され、1996年に世界遺産に登録されました。写真は絵葉書です。この後訪れたローマ・ゲルマン博物館で爆撃の前と後のケルンの街写真展があり、そこで購入したものです。

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☆ローマ・ゲルマン博物館 Romisch-Germanishes Museum der Stadt Koln

 大聖堂の隣に建つローマ・ゲルマン博物館の建物は古代ローマ時代の都市邸宅 で1941年にディオニソス・モザイクが発見された場所でもあり、中世の皇帝居城の跡地でもあったという場所に建てられ、1974年オープンしました。

↓ケルンでも人気の博物館です。

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↓建物は近代的ですが、チケット売り場の入り口付近はすでに古代モード

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 ケルン・カードで割引してもらったのですが、アルバイト?らしき係が計算に手間取り、なんとかかんとか説明があったのは多分特別展(ケルンの戦前と爆撃後の写真展)は割引がないという説明だったのかも(今思えば・・・)、ドイツ語ができなくても、そう困る場面はないのですが、疑問はたびたびです。

↓Mithras  古代ローマ時代の神殿を飾っていたものでしょうか?獅子の間にいる中央の羽を持つのは天使?顔が失われているのが惜しい。密教的イメージが印象に残りました。

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↓オイルランプ。細かい彫が綺麗です。

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↓青銅の蝋燭立でしょうか

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↓ 初期キリスト教の墓碑

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↓ディオニソス・モザイクの部屋

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↓こういう素朴な小像も好きです。

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↓ 地下のモザイク

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↓ 最後はこの美術館で超気になった6つの乳房の天使(こんなの見たことない~!)で終わります。

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 続きます~。


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