(2-2)福岡~平戸 [2015春(長崎・平戸カトリック教会群)]
~続きです。
さて、福岡県の久留米市から一路西へ。140Kほどのドライブで平戸へ向かいました。ランチをどこでいただいたのか全然記憶になく、パンフレットを調べてみました。なんと!昼はついていません。ということは、どこかのドライブインで各自軽食で済ませたものと思います。道の駅は何処も同じような造りなので、余計に記憶に残りません・・・汗。
↓平戸大橋を渡って
次第に曇り空が広がる夕刻近くに、平戸の市内に入り、ザビエル記念教会の見学をしました。東シナ海に面した良港を抱えた平戸は歴史的にも重要な貿易の拠点でした。フランシスコ・ザビエルも1550年に鹿児島から上陸し、平戸を訪れています。当時の松浦氏が貿易のため布教をゆるし、平戸島や生月島にも多くの信者ができました。江戸時代の禁教令の後は潜伏したキリシタンによって信仰は受け継がれていきました。
☆平戸ザビエル記念教会 この教会の歴史は比較的新しく、現在の教会は大正2年に仮教会、昭和6年に現在の教会が建てられました。鉄筋コンクリートのゴシック様式。
↓正面/丘の上の階段を登ったところに聳えています。やや北東向き。淡いグリーンと白の配色がすっきりした印象。
↓内部/三廊式 白が基調の明るい空間。尖頭アーチのアーケード。アーチを分断する太い柱が上部に伸びて、上へ、上へのゴシックが強調されています。
↓木彫の柱頭。黒く塗装されていてはっきり見えません。柱は一見マーブルですが、木にプリントされたものでしょう。
↓後陣外観 下に並んでいる白い箱は空調ですか、南国ですから。
↓案内板
↓丘の上から
↓すぐ近くに光明寺という大きなお寺とその墓地があり、お寺と教会の尖塔が望まれる場所があるのですが、時間もなく絵葉書を購入。
↓上の絵葉書にある土塀を少し先まで行き、遠くに平戸城を遠望。
これで今日の予定は終了して、今夜の宿「ホテル蘭風」に向かいました。「ホテル蘭風」といえば…20年ほど前一人旅で北九州を回ったことがありました。平戸のここに泊まろうと代理店に予約をお願いしたのですが、ここも他も満室。結局平戸はあきらめて、伊万里から松浦鉄道で日本最西端の田平平戸口駅を迂回して佐世保に抜けたのです。「ホテル蘭風」は当時は人気の宿だったのですが、現在は建物が立派な分古さもめだってきています。
↓部屋は広くベランダからの眺めは海
↓ 一風呂浴びてからショー付きの夕食
宿泊客はほとんどが団体様で、韓国からのツアーも。大きなレストランは劇場スタイルで、階段状にテーブル席が設けられ、中国雑技団のショーなど観ながら、ビールも飲んでリラックス~。
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