(5)東京(オペラと美術館) [2015秋奈良・滋賀(ミュージアム巡り)]
9/17(木)石山→京都(昼ごろ)→東京
東急青山ステイプレミア3泊
京都で新幹線に乗り換え東京へ。次女一家の住む福井には寄らないので、お詫び?の標に京都駅のデパ地下で漬物をみつくろって送り、同じセットを札幌の自宅へも配送してもらいました。京都の漬物屋さんは札幌のデパートにも出店していますが、やはり京都で買った方が美味しいのです。新幹線の車内でいただく和久傳穴子ちらし弁当もゲット↓
東京のホテルはキッチン(小)&洗濯機の設備に交通便利でリーズナブル。最近の定宿になっています。ホテルにチェックインして夕方のオペラまで仮眠。今回の旅は英国ロイヤルオペラの日本公演に合わせたスケジュールです。チケットは正規にピアから購入しましたが、売れ行きはあまり良くなかったそうで、友人たちは公演近くになってから放出された格安券を手に入れたそうです(ずるい~笑)。
♪~モーツアルト『ドン・ジョヴァンニ』18:30~@NHKホール
指揮:アントニオ・パッパーノ 演出:カスパー・ホルテン
ドン・ジョヴァンニ:イルデブランド・ダルカンジェロ レポレッロ:アレックス・エスポージト
ドンナ・アンナ:アルビナ・シャギムラトヴァ ドン・オッターヴィオ:ローランド・ヴィラゾン
騎士長: ライモンド・アチェト ドンナ・エルヴィーラ :ジョイス・ディドナート
ツェルリーナ: ユリア・レジネヴァ マゼット: マシュー・ローズ
フォルテピアノ アントニオ・パッパーノ
ロイヤル・オペラ合唱団 / ロイヤル・オペラハウス管弦楽団
海外公演でもなかなかお目にかかれない豪華キャストですが、それぞれが持ち味を発揮しているかといえば、少々苦しいかたも・・・。最大のがっかりはオーケストラで、モーツアルトの愉悦感がサッパリで、躍動感にも欠けていました。ロイヤルオペラの二軍クラスかなと思ったり。歌手の中ではダルカンジェロのドン・ジョバンニとしてのカリスマ性やスケール感が物足りなかったのが淋しく、ヴィラゾンも苦しげ(役には合ってるけれど)で、はらはら。春にウィーンで初めて聴いてきたエスポジート、生き生きしたレポレッロで拍手!ディドナートは声はますます重くなったようでモーツアルトはどうかな?でしたが貫録で押し切り。レジネヴァはお芝居はあまり上手とは言えませんが、チャーミングなツェルリーナを歌い、ほぼ満足。演出では通常ドン・ジョバンニは地獄落ちになるのですが、それはなく情けなく蹲るだけでした。以前パリで観たのは洋服ダンスに入っていくというのもありましたが・・・。舞台はプロダクションマッピングを使っていたのが印象に残ったくらいで、今や忘却の彼方(汗)
帰途は札幌の友人(同じホテル)2人と共に、外苑前のカフェバーで夜食がてらオペラ談義。愉しくて時間も忘れます~♪
ホテルの朝食は1200円ですが美味しくないので、パンや果物など近くの成城石井で調達してホテルに戻りました。
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