(2-1)ベルリン [2018 冬の旅(ベルリン、ウィーン、トスカーナ]
2/24(土)
昨夜はベットに入ってから「さて、明日は何処に行こうか?」と思案。ベルリンも今回で8回目くらいになり、美術館も現在修復中の現代美術館を除いてはほぼ訪問済み(主要なところは複数回)です。この寒さでは(マイナス6度から10度)あまり遠出はできません。前回行列で入場できなかったぺルガモン博物館へ行くことに決めて、HPから11時に予約もできました(12€)。これで念願のアッシリア美術も観られそうと安心して、熟睡・・・の筈でしたが、早朝3時には目覚め6時ごろまでウトウト。
朝食は予約済みでしたが手違いがあり、レセプションでごたごた。昨夜も見せたBookinng.comの予約書を部屋から持ってきて、再度確認後ようやく納得してもらいました。昨日は機内食が唯一のまともな?食事でしたから、空腹でもあり不機嫌な私でした。
↓ブッフェの朝食
札幌より寒く感じるのは雪がないせいでしょうか?まぶしいほどの青空が広がるベルリンの冬の朝。肝心の毛糸の帽子を忘れてきてしまい、フードをすっぽり被って10時半ごろ外出しました。
↓ホテルの前には赤煉瓦の新古典様式フリードリヒス・ヴェルダー教会(19世紀:カール・フリードリッヒ・シンケルの設計)
↓教会の右横は小さな広場(ベルリンのシンボル?熊たち)
↓熊の広場から見たホテル
徒歩数分の博物館島へ。↓帰りに余力があれば寄るつもりだった旧博物館・・・。
ペルガモン博物館Pergamonmuseumは土曜日だというのに、この寒さでは誰も並んでいません。時間前でしたがi Phoneから予約画面のコードを読み取って即入館できました。1993年に母娘3人で訪れて以来ですが、今回は大規模な修復中とあって超目玉の「ゼウスの大祭壇」は観られません。
↓バビロンで出土された「イシュタール門」新バビロニアの王ネブカドネザル2世(在位BC605~BC562)の建造。彩釉煉瓦による浮彫装飾。
↓「ミレートスの市場門」小アジア、イオニア地方の古代都市の遺跡
↓「オルフェスのモザイク」2世紀 個人の邸宅食堂跡から出土、自然石とガラス製。
↓ローマ時代の遺跡を飾っていた美しい模様の数々。後のキリスト教の聖堂にも転用された装飾文様。
このあたりから中近東美術部門のアッシリア関連展示へ進みます。
↓アッシリアの王アザルハドン(BC7世紀)の勝利の碑の浮彫
上のレリーフのトップ右に月と太陽(有翼 後にアッシュール神となる)
↓上の部分のデッサン(NETから拝借)
↓ずらりと並んだメソポタミア北部のテル・ハラフの神殿跡から出土された浮彫「有翼の動物や一角獣など」
↓中央の「一角獣」のアップ
↓ 同じくテル・ハラフ出土の「大きな鳥像」
↓「牡牛の狩猟」BC9世紀ごろ。 右の3頭の馬は伊のタルクイニアの博物館で観たものによく似てます。
↓「精霊/部分」の持つバックにも楔形文字がびっちり刻まれています。祈りの言葉でしょうか?
続きます~
いつもブログ訪問下さりありがとうございます。
そうだったのですか、お寂しさを紛らわす旅となりましたね。
お元気でいることが亡きご主人様への供養だと思います。
ブログ楽しみにしていますね。最近オペラ鑑賞会に参加しています。M・Kさんもしっかり案内役で頑張っていますよ。
by ooruri (2018-03-17 15:59)
ooruriさま こちらこそご訪問ありがとうございます。今日は彼岸の入りですが、まだ雪がかなり残っていますので、墓参りはおろか納骨もできません。またマンションの大規模改修工事でカーテンを閉めることの多い暗い部屋にいると・・・鬱っぽくなってきますので、努めて外出しようと思います。SSNのほうは戻ることはなさそうですが・・・汗。
by alice (2018-03-18 10:53)