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(9)パリ~ザルツブルク [2018春イングランドロマネスクとオペラの旅]

5/19(土)CDG10:30→FRA11:45/12:45→SZG13:40

ザルツブルク/ スター イン ホテル プレミアム ザルツブルク ガブラーブロイ バイ クオリティ 3泊


 前日の朝、地下の朝食室で少しお喋りをしたシニアのご兄妹とまた一緒になりました。私の語学力ではあまり立ち入った話はできなかったのですが、お二人とも70~80歳くらい。お兄さんはアメリカから妹さんはフランスの地方からパリで落ち合って観光しているそうです。達者なフランス語を話されるお兄さんは元はフランスに住んでいたとのことで納得。もしかしてユダヤ人かな?そして兄はアメリカに亡命して離れ離れになったのかも・・・映画の見過ぎかもしれませんが(汗)今日がチェックアウトなのとお別れしました。


 疲れのためか腰も重く、CDG空港までタクシー移動。フランクフルト経由でザルツブルクに到着。今夜は早速オペラなので、時刻どおりにザルツ入りができでほっとしました。ホテルは初めてのところですが、祝祭劇場までは橋を渡って徒歩で10分くらいでしょうか、周りにはカジュアルなイタリアンなどの食事処も多い,賑やかなエリアに建っています。


↓最上階の部屋はバスタブはついていませんが、天窓からの光が明るい広い部屋

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 ザルツブルクに着いてみれば、天気予報は外れ、初夏の陽気です。仮眠をとった後、身支度を整えてオペラへ。春物ではこの気温(25度くらい)では暑苦しく思いましたが、仕方ありません。汗かきかき早めに会場のHAUS FUR MOZART へ。入り口ホールのチケット窓口で今回聴く予定の4枚のチケットを引き換えました。オペラ&ロマネスク仲間のw子さんやPさんとも打ち合わせをしていたわけでもないのに、きっちり(笑)お会いできました。


↓2018ザルツブルク聖霊降臨祭はロッシーニの没後150年を記念して。

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♪オッフェンバック「La Périchole」19:00~@Haus fur Mozart 185€

Marc Minkowski, Musikalische Leitung

Romain Gilbert,Dramaturgie

Aude Extrémo, La Périchole
Benjamin Bernheim, Piquillo
Laurent Alvaro, Don Andrès de Ribeira, Vizekönig von Peru
Eric Huchet, Graf Miguel de Panatellas
Marc Mauillon, Don Pedro de Hinoyosa
Rémy Mathieu, Erster Notar/Marquis de Tarapote
Olivia Doray, Guadalena/Manuelita
Lea Desandre, Mastrilla/Ninetta
Mélodie Ruvio, Berginella/Frasquinella
Adriana Bignani Lesca, Brambilla
und andere,

Le Chœur de l’Opéra National de Bordeaux
Salvatore Caputo, Choreinstudierung
Les Musiciens du Louvre


 オッフェンバックのオペラは大好きで、特にミンコフスキ&レ・ミュジシャン・デュ・ルーヴル とくれば、何はさておきと駆け付けました初めて観るオペラなので予習は欠かせなかったのですが、Bさんに送っていただいたギガファイル音源をうまく取り入れることができません。不運なことに直前にWindows10のアップデートがあったためと思われます(予告なしにアップデートされる 怒)。帰国してからは元の状態に戻ってましたが。。。


あらすじは複雑なところもなく、リマの貧しい路上芸人のカップルがハッピーエンドを迎えるまで。オッフェンバックらしい生き生きしたメロディー満載のコメディーです。舞台はセミステージ方式で前夜の「アルジェのイタリア女」のセットを生かして、芸達者な歌手たちのパフォーマンスが光ります。後に作曲されたオペラ「ホフマン物語」の楽しい酒場の歌は このぺリコールやブン大将などのオペレッタからの集大成的なもの。それぞれの酔っ払いたちの歌唱に乾杯ですね。この公演で一番の収穫はフランス人テノールのベンジャミン・ベルンハイム(BENJAMIN BERNHEIM)です。もう何年もご無沙汰していた感のあるソフトで透明な歌声にうっとりでした。私が知らなかっただけで、すでにメジャーで活躍しています。またタイトルロールを歌ったオード・エクストレーモ(AUDE EXTRÉMO)は暗め声質のメゾですが、この役にぴったりなほっそりした美人。ほかの歌手たちも大健闘でした。

オッフェンバックの演奏には定評のあるミンコフスキとLMDLはこの夜も熱いブラボーの称賛を受けました。

↓カーテンコールでのベンジャミン

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4年ぶりのザルツブルクは夕方から雨になりましたが、W子さんとビールとピザパイなどで夜食。彼女とはオペラとロマネスクという共通の話題があり、話は尽きません。i padも上手に使いこなしていられます。いろいろ教えていただきたいことも山ほどありましたが、夜も更けて時間切れ・・・私の宿泊先の近くまで送っていただき感謝でした。



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