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(11)ベルリン(マクデブルク) [2018秋から冬 台北&ドイツの旅]

11/29(木)


 今日は地方へ行くので、がっちり朝ごはんをいただきます。

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 ウンター・デン・リンデン大通りからテーゲル空港行のバス(TXL)に乗ってベルリン中央駅(約15分)へ。


↓大きなクリスマスリースの飾られた駅構内

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Berlin Hbf10:11→Magdeburg11:51/14:07→Berlin Hbf15:49


↓マグデブルク駅

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↓ 駅を背に大通りを渡るとカラフルな建物が目印です。

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↓この建物の前の広場がクリスマスマーケットになっていて、ここから目的の教会が見えました。

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☆聖母マリア修道院/Kloster unser Lieben Frauen MAGDEBURG

 11世紀に完成した教会堂は改築を重ね、内部はゴシック様式です。また第二次大戦でも被害を受けました。現在は博物館の入り口からドイツ屈指の美しい回廊や教会の内部を見学することができます。(8€)


↓外観西側 すくっと伸びた高い双塔と西構

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↓南扉口と外観

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↓後陣外観 南側は広い公園になっています

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↓教会に隣接した博物館の入り口

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チケット売り場を抜けて、まずは回廊へ。


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曇天で写りが悪かったので、最後の一枚は明度をあげて修正しました


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↓教会内部(1220~1240にかけて初期ゴシック様式に改築)

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↓クリプト

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↓GOOGLE EARTHより

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マクデブルク大聖堂にも寄ってみましたが、ポリスが集まっていて内部は閉鎖されていました。

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↓北側扉口付近


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↓先ほどのクリスマス・マーケットで、ホットドックとコーヒーの休憩。寒いのでビニールテントの中で。


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♪~ラモ―「イポリートとアリシ」jean-Philippe Rameau Hippolyte et Aricie@STAATS OPER unter den LINDEN 19:00~ 87€

Conductor
Sir Simon Rattle
Director
Aletta Collins
Design
Olafur Eliasson
Lighting
Olaf Freese
Choreographer
Aletta Collins
Chorus master
Martin Wright
Dramaturge
Detlef Giese
...
Aricie
Anna Prohaska
Phèdre
Magdalena Kožená
Oenone
Adriane Queiroz
Diane
Elsa Dreisig
Hippolyte
Reinoud Van Mechelen
Thésée
Gyula Orendt
Pluto/ Jupiter
Peter Rose
Tisiphone
Roman Trekel
Hohepriesterin der Diane
Sarah Aristidou
Eine Jägerin
Slávka Zámečníková
Eine Hirtin
Serena Sáenz
Mercure
Michael Smallwood

演奏はフライブルク・バロックオーケストラ


フランスバロックの巨匠ラモ―の最高傑作とのことですし、ラトルが古楽を指揮するというので、期待感いっぱいでしたが、現実は厳しいものでした。つい2,3年前まではオペラの前に1か所だけのロマネスク巡りは許容範囲だったのですが・・・マッピングやメタリックな衣装に光が反射して眩しく、先ず目が開けていられなくなり、ついに沈没してしまいました。バレエ音楽が長すぎる感もありましたが、バロックがお得意のプロハスカとコジェナーの歌唱は一級品、そしてラトルのベルリンでの人気は高く、カーテンコールは大喝采。ほぼ満席でした。


旅の疲れのせいにしたくはありませんが、ほとんど寝入ってしまい、いよいよ年貢の納め時かと、しょんぼりとホテルに戻りました。幕間にシャンパンとカナッペをいただいたので、ホテルの部屋でインスタントオニオンスープと駅で買ってきたプリッツエルで夜食。




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(10)ベルリン [2018秋から冬 台北&ドイツの旅]

11/28(水)


 札幌の自宅の暖房は効かせ過ぎなのでしょうか・・・このホテルではいまいち寒い感じで目が覚めました。ツインなのでこの夜からは掛布団を2枚重ねて解決しました。スーツケースを開いたままにしておける立派な台も備わっているのですが、上に照明がないので暗くてよく見えません。

なんだかな~と思いながら朝食室へ。


↓2日目の朝ごはん。パンとオムレツ(好みをオーダーするとテーブルまでサービス)を昨日と変えていただきました。

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今日はコンサートとオぺラの二本立てなので遠出はできません。少し早めに行って、席を確保しました。

♪~LES MUSICIENS DU LOUVRE Ⅱ11:00~@STAATSOPER UNTER DEN LINDEN/Apollosaal

37€(自由席)


曲目はラモ―「SIX CONCERTS SEXTUOR」演奏者はコンサートマスターを中心にバイオリン、ビオラ、チェロの6人で演奏されました。ここに来て初めて聴いた曲ですが、6部に分かれた小品の20曲を1時間ほどで弾き終わりました。ハーモニックなラモ―の良さを味わえた演奏でした。バーデン・バーデンからの5日間、短い間にメンバー(それぞれのパートで重要な)は4回演奏したことになります。「本当にお疲れさまでした~!!」


↓開演前

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↓珍しく出待ちしてパチリ[カメラ] 演奏を終えてほっとした笑顔です。


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↓もちろんミンコフスキさんも見えて、感想を述べてらっしゃったようですが…お邪魔になるので退散。

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↓ ベルリン歌劇場の入り口ホール

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 歌劇場からはウンター・デン・リンデン大通りを隔ててほぼ向かいに建つドイツ歴史博物館へ。裏側の新館では特別展があったようですが、本館だけ見学しました。


☆ドイツ歴史博物館(初)<中世からベルリンの壁が崩壊するまで>

ドイツの歴史には無知な私ですが、中世のものを期待して入館しました。でも歴代の皇帝や総督の肖像画が目立ち、戸惑いながら一巡り。i Phoneのカメラで幾つか撮りましたが・・・。


↓中世の十字架/何処にあったものかなど詳細不明

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↓クラナハ「ルター夫妻の対画肖像」1925 ほぼ同じ作品がバーゼルやウフィツイにもあります。

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↓メンデルスゾーンの肖像画とオルガン

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↓ランチは博物館併設のレストランで。スープ、パン、デザート

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なにしろ、量が多いのでおなかがいっぱい(ビールも飲んでしまって 汗)、夜のオペラまでホテルで仮眠。


♪~モンテベルディ「ポッペアの戴冠」Claudio Monteverdi L'incoronazione di Poppea @STAATS OPER unter den LINDEN

97€
Conductor
Diego Fasolis
Director
Eva-Maria Höckmayr
Sets
Jens Kilian
Costumes
Julia Rösler
Lighting
Olaf Freese, Irene Selka
...
Nerone
Max Emanuel Cencic
Ottavia
Katharina Kammerloher
Poppea
Roberta Mameli
Ottone
Xavier Sabata
Seneca
Franz-Josef Selig
Drusilla
Slávka Zámečníková
Liberto/ Lucano
Adam Kutny
Valletto/ Amore
Lucia Cirillo
Damigella/ Fortuna
Narine Yeghiyan
Nutrice
Jochen Kowalski
Arnalta
Mark Milhofer


 ベルリンバロック祭2018のオペラは3公演観れました。トップはこの「ポッペアの戴冠」です。数年前に聴いた東京でのコンサート形式を含めるとエクサンプロヴァンス、パリ、ミラノと今回で5回目になります。残念なことにネローネのチェンチッチがキャンセルになり、韓国人のCT(名前忘れ)に変わりました。でも何度かベルリンでこの役を歌っているようで、素晴らしいパフォーマンス。パワーがありセクシーさも備えたネローネでした。ポッペアのマメリは同役を東京で聴いていたこともあり、オペラの本舞台でのマメリへの期待は大でした。そして、その期待以上の魅力的なポッペアに目も耳も釘付け状態でした。

演出は舞台展開もなく、セットも最小ですが、奥行を生かして、ほぼ出ずっぱりのキャストたちの動きでこのドラマの複雑さを見せてくれます。でも普段は出番のない幕でも舞台に乗っているわけですから、皆さん大変だろうなと同情しました。指揮のファゾリスは過去にミンコスキやヤコプス、アレッサンドリーニで聴いているから・・・いまいち。演奏はベルリン古楽アカデミーでした。


↓カーテンコール

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↓ホテルの吹き抜けロビーを飾るクリスマス・イルミネーション


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