私の絵葉書美術館 [絵葉書コレクション(カー2)]
カナレット Canaletto(伊)1697~1768
18世紀ヴェネツィアの景観画家。イギリスの顧客向けの明暗のコントラストの強いヴェネツィア風景を制作。輝きのある色彩を加え人気が高く、当時最高の景観画家として認められていた。
↓エジンバラ・ロイヤル・コレクションの大運河でのレガッタ
↓同上の時計塔を望むピアツェッタ
↓ロンドン/バッキンガム宮殿・クィーンズ・ギャラリーのロンドン風景、テムズ川から
↓マドリード/テッセン・ボルミネッサ美術館のサンマルコ広場と大聖堂正面
↓ロンドン/ウォーレス・コレクションの運河より眺めたサン・マルコ湾
カバネル
カルパッチョ Vittore Carpaccio(伊)1460頃~1526
15世紀末から16世紀初頭のヴェネツィアの代表的画家。初期の作品はG・ベッリーニ、ダ・メッシーナら同時代の影響ばかりでなく、フェッラーラ派やネーデルランドの影響も指摘されている。
↓マドリード/テッセン・ボルミネッサ美術館の騎士の肖像
↓ワシントン・ナショナル・ギャラリーのエジプトへの逃避
↓ローマ・ボルゲ―ゼ美術館の女性の肖像
↓ヴェネツィア・アカデミア美術館の聖ウルスラの夢(聖ウルスラ伝)
↓ヴェネツィアのサン・ジョルジョ・デリ・スキャヴォ―ニ同信会館の龍と戦う聖ゲオルギウス
↓ミラノ・ブレラ美術館の聖母の神殿奉献(聖母の生涯)
↓同上の聖母の結婚
↓パリ・ルーヴル美術館のエルサレムのサン・エチエンヌの説教
↓パリ/ジャック・マール-アンドレ美術館のアマゾンの女王の使者を迎えるテセウス
↓ロサンゼルス郊外/ポール・ゲッティ美術館のラグーンの狩猟
カラッチ Annibale Carracci(伊)1560~1609
17世紀ボローニャ派の巨匠。16世紀末のボローニャで、それまでのマニエリスム絵画に代わる新しい表現を求めた。ローマのファルネーゼ枢機卿に仕え、17世紀バロック絵画の先駆者となる。
↓ロンドン/バッキンガム宮殿・クィーンズギャラリーの真実と時の寓意
カンディンスキー Wassily Kandinsky(仏)1866~1944
非対象絵画の創始者。30歳の頃ロシアからミュンヘンに移住。「青騎士」を結成し、コンポジションのシリーズを発表。その後クレーらとともにバウハウスの教授を務め、形態理論や色彩理論を講義。1933年にパリに移住。華麗な色彩と生物・形態学的なフォルムによって、交響楽的な画風を確立。
↓ミュンヘン/市立美術館(レンバハハウス)のガブリエーレ・ミュンターの肖像
↓同上の花嫁
↓同上の馬上のカップル
↓同上のロシアのワン・シーン
↓同上の冬
↓同上のアインミラー通りのベットルーム
↓同上の色とりどりの生
↓同上の村の道(ムルナウ)
↓同上のグリースブロイ館の窓から見たヨハニス通り(ムルナウ)
↓同上の城と教会(ムルナウ)
↓同上の教会のあるムルナウの眺めⅠ
↓エッセン(独)フォルクヴァンク美術館の教会のある風景
↓ニューヨークMoMA(近代美術館)の射手のいる絵
↓ニューヨーク/グッケンハイム美術館のいくつかの円
↓マドリード/テッセン・ボルミネッサ美術館のミュンヘンの教会
↓ヴェニス/ペギー・グッケンハイム・コレクションの赤いスポットのある風景
↓Stedelijk van Museum-Eindhovenの教会のあるムルナウの眺めⅡ
↓仙台/宮城県美術館の夕暮れ
カンパン Robert Campin(ネーデルランド)1375/79~1444
初期ネーデルランドにおいてエイク、ウェイデンに先行する革新的画家。19世紀以来、謎の「フレマールの画家」を巡る論争が美術史上の焦点となってきたが、現在ではこの画家をカンパンと同一人物であるという説が受け入れられている。堅牢で彫塑的量感を持つ人物像、日常性に即したリアリズムはネーデルランド絵画の特質の一つである。
↓ニューヨーク/メトロポリタン美術館・クロイスターズのメロードの祭壇画
↓ディジョン(仏)美術館のキリストの降誕
↓ロンドン・ナショナル・ギャラリーの暖炉衝立の前の聖母子
↓同上の女の肖像
↓同上の男の肖像
↓フランクフルト/シュテーデル美術研究所のヴェロニカ(フレマールの画家)
↓同上の聖母子(フレマールの画家)
↓同上の聖三位一体(フレマールの画家)
↓エクサンプロヴァンス(仏)/グラネ美術館の玉座の聖母子
カバネル Alexandre Cabanel (仏)1823~1889
第二帝政期から第三共和政期にかけてのフランス・アカデミーに君臨した歴史画家、肖像画家。反印象派として死後の評価が不当に低くなったため、研究が進められているが多くの作品は行方不明?
↓パリ/オルセー美術館のヴィーナスの誕生
私の絵葉書美術館 [絵葉書コレクション(カー1)]
カイユボット Gustave Caillebotte(仏)
印象派の代表的画家。印象派の画家たちへの財政的援助、展覧会の開催など、印象派の発展に尽くした。彼の死後寄贈された多くの印象派の作品は現在のオルセー美術館の主要なコレクションになっている。
↓パリ・オルセー美術館の床の鉋かけ
↓パリ・マルモッタン美術館のパリの通り、雨(習作)
↓シカゴ美術館のパリの通り、雨
↓ワシントンDC/ナショナル・ギャラリーのカヌー遊び
↓レンヌ(仏)美術館の舟遊び
↓個人コレクションの見下ろした大通り
↓同上の室内-窓辺の女性
↓ジュネーヴ/プティ・パレ美術館のヨーロッパ橋
カヴァリーニ Pietro Cavallini(伊)1273~1308
13世紀ローマの代表的画家。ローマに伝わる古典的形態を学ぶと同時にビザンティンやフランス・ゴシックの図像表現を取り入れた。続く14世紀イタリア絵画に革新的影響を与えた。
↓ローマ/サンタ・チェチリア・イン・トラステヴェレ聖堂の最後の審判の壁画(12使徒)
↓同上の聖アンドレ
↓同上の洗礼者ヨハネ
↓同上のイエス・キリスト
カサット Mary Cassatt(米)1845~1920
フランス印象派の中で活躍したアメリカの女性画家。ドガや日本の浮世絵の影響を受ける。主に日常の情景における情景や母子像を描いた。
↓ニューヨーク/ブルックリン美術館の赤い服の女性と子供(母親の肩越しに見つめる幼児チャールズ)
↓同上のバンジョーの稽古
↓インディアナポリス美術館の若い娘たち
↓シカゴ美術館の子供の入浴
ガッディ Taddeo Gaddi(伊)1295~1300頃
14世紀フィレンツェの画家。ジョットの下で長年修行し、初期の作品は師の影響が強い。だだ、空間表現は一層の発展がみられる。また夜景や色彩の表現も14世紀のイタリア絵画において傑出している。父も息子も画家。
↓フィレンツェ/サンタ・クローチェ教会のキリストの磔刑
↓同上の羊飼いへの予告
カッラ
カッリエーラ
カバネル
カルトン Enguerrand Quarton(仏)1415~1466
15世紀アヴィニヨン派を代表する画家、写本彩飾師。華麗な色彩と堅牢な造形を特徴とする独自の様式。
↓シャンティイ(仏)/コンデ美術館の慈悲の聖母
↓ヴィルヌーヴ・レ・ザヴィ二ヨン/ピエール・ド・リュクサンブール美術館の聖母戴冠(部分)
↓パリ/ルーヴル美術館のピエタ
私の絵葉書美術館 [絵葉書コレクション(オ-1)]
オーヴァーベック Friedrich Overbeck(独)1789~1868
ナザレ派の指導者。ローマのサン・イシドロ修道院で集団生活を送り(ナザレ派と呼ばれる)、その指導者的存在になった。繊細で温和、静謐な作品を制作。
↓ミュンヘン・ノイエ・ピナコテークのイタリアとゲルマニア
↓ベルリン・ナショナル・ギャラリーのフランツ・プフォルの肖像
オキーフ Georgia O'Keeffe(米)1887~1986
アメリカの女流画家。写真家のアルフレツッド・スティーグリッツと結婚。ニューヨークを起点にニューメキシコの自然を描く。また花や骨などをモチーフに、シンボリックなイメージを生みだした。
↓ニューヨーク/ホイットニー美術館の夏の日々
↓同上の赤を伴った一本の百合
↓同上の音楽-ピンクと青
↓シカゴ美術館のディジーを伴った黄色いヒッコリーの葉
↓同上の牛の骨と薔薇
↓ワシントンDC/フィリップ・コレクションの白の上の大きな暗い赤の葉
↓同上の葉のモチーフNO.1
↓ニューヨーク/ブルックリン美術館の羊の頭蓋骨-白い花‐丘
オスターデ Adriaen van Ostade(オランダ)1610~1685
17世紀オランダの風俗画家。ハルスに師事した後ハールレムで活動。農民の風俗画や風景画が多い。
オルタ Victor Horta(ベルギー)1861~1947
ベルギー・アール・ヌーヴォ―の代表的建築家。鉄、ガラスを利用した曲線、曲面の多い自由な空間造形を示す。
↓ブリュッセル/オルタ美術館の外観、室内
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