(8-1)ピサ~ルッカ [2018 冬の旅(ベルリン、ウィーン、トスカーナ]
3/2(金)Pisa10:20 →Lucca10:48(3.5€)
ルッカ/Hotel Alla Corte degli Angeli(バスタブ付き朝食込125.10)
スーツケースはホテルに残し、二泊分の小さなキャリー・バックとリックで出発。
↓列車はがらがらで隅の席はこんな感じでスーツケースを脇に置けるようになっています。
ルッカの駅からはホテルまで遠いのでタクシーで。10€くらいでした。↓ホテルは車が一台通れるだけの一方通行の道に面しています。素敵なホテル!!
↓先客がいて彼らを案内しているうちにロビーなどパチリ。
↓案内された部屋は暖房が効いていないので、しばらく待ったのですが諦めて、別の部屋に移動になりました。
↓書斎コーナー
バスルームも広く、ジャグジーバスにシャワー室もあり、暖房も良く効いてほぼ完ぺき!多分シーズンオフだからこの価格で泊まれたのでしょう。
↓部屋からの眺め。サン・フレディアーノ教会の塔が見えてます。
さて、城壁に囲まれたルッカは見所が多いので早速街巡り。ホテルから一番近いのが初訪問の
☆サン・フレディアーノSan Frediano教会です。
↓ホテルを出て右に曲がると下層にタベルナーコロのある鐘塔が見えてきました。左にちらっと見えるのが後陣です。
↓正面ファサード
6世紀の初めにルッカの最初の教会を建てたアイルランド人司教のFredianoにちなんで名づけられた教会です。現在の建物は1112~47年に建てられ、13~14世紀に「キリストの昇天」のモザイクがファサード上部小開廊に設えられました。ビザンティン風のモザイクですが図像は多くのロマネスク教会のファサードを飾る典型的なもの。
↓内部は五廊式に見えますが、礼拝堂が並んでいるため実際は三廊式です。後陣まで一直線に並ぶ11本の円柱の大アーケード。古風で厳粛なバジリカの空間が広がっています。
↓堂内に入って右手には12世紀の洗礼盤(モーゼの物語)があり、奥の礼拝堂の窓の上部にテラコッタのルネット「受胎告知」はロッピア工房の作(15世紀)
↓側壁にうっすらと残るフレスコ画は「キリストの受難伝」(14世紀?)
側廊に沿ったいくつかのチャペルには14~17世紀のフレスコ画や彫刻などが残っていますが、見学はパスして先を急ぎました。
↓教会前の広場。左手前に黄色いバスの標識が見えました。ルッカの城壁内を回るミニバスですが、雨の中を待っているより歩いたほうが早いかも・・・。
↓教会の見えるレストランで。お客さんは2組だけ。
↓赤ワインとジャガイモのニョッキ一皿にコーヒーで簡単ランチ。
↓ホテル(右のピンクの壁の建物)の道へは曲がらず真っすぐ行きます。
↓下校時のリセの前、タバコを吸っている男子高校生がいました。それにしても立派なお名前の高校・・・。
道なりに南下するとすぐにサン・サルヴァトーレ広場があり、その片隅に建っているのが
☆サン・サルヴァトーレSan Salvatore教会です。
別名ミゼリコルディアとも呼ばれているこの教会はオリジナルは12世紀ですが、14世紀に再建されています。
↓ファサード右扉口の浮彫「聖二コラの奇跡物語」サラセン人に誘拐されたアデオダートを救った場面らしいのですが・・・。
↓中にも入れたのですが、改装が著しく特に見るものはありません。
ここから1ブロック南がサン・ミケーレ・イン・フォロ教会です。続きます~
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