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(10-1)ポルトヴェーネレ~カッラーラ~ピサ [2018 冬の旅(ベルリン、ウィーン、トスカーナ]

3/4(日)Portovenere8:57(バス)→La Spezia9:30/10:00(列車)→Carrara-Avenza10:45/13:03→Pisa14:00


ピサ/LH PISA 1泊(バスタブ、朝食込 92€)


 ↓ポルトヴェーネレの早朝、寒くて目が覚めて

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朝焼けだから、きっと今日は晴れると喜んで、もう一度ベットに入りウトウト。

朝食は袋入りのパンとコーヒーだけの簡素なもの。近くにカフェもあると言われたのですが、寒さに震えながらシャワー、朝シャンを済ませ、鍵を部屋に残し出発。


↓ポルトヴェーネレの朝(バスストップの近くから)。見学を諦めたサン・ロレンツォ教会の鐘塔が見えて、ちょっぴり後悔。

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 「バスのチケットは車内では売らないよ」と、バスが動いてから言われても・・・すると回数券を持っていたご婦人が譲ってくれました。定価でお支払いしました(2€)


バスは途中までは来た時とは違う道(狭い通りなので一方通行になっています)をしばらく走ります。つづら折りに揺られながら、ポルトヴェネーレのカラフルな建物が並ぶ港町を名残惜しく遠くに眺めました。

ラ・スペッツア駅の近くで降りたつもりでしたが、私の勘違いだったようで、またバスに乗らなければならず、チケットを売っている店も近くにはないし、結局タクシーを拾って駅へ。

LA SPEZIAからCARRARA-AVENZAまで3.5€


↓カッラーラの駅に降りるとホームから白い大理石の山が見えました。

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この沿線は大理石の工場が多数並んでいます。カッラーラは古くから知られた大理石の都で、鉄道駅から離れた山側にあります。行きはタクシーで向かいました(約10€)小さな広場から先はタクシーは入れないとのことで、徒歩で200メートルほどの大聖堂へ。この日は日曜日で静かな通り・・・。


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↓角を左折すると



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カッラーラ大聖堂Duomo di Carrara

11~14世紀に建てられたロマネスク=ゴシック様式の建築です。カッラーラ産の大理石を白と灰色の縞模様に組んだのが、いかにもピサ様式。ファサード下部の小アーチは12世紀、上部の小開廊と中央の薔薇窓がゴシックのようです。



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ファサードの扉口


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↓南側面の扉口


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↓後陣と鐘塔


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↓後陣の上部に並ぶ円柱や窓を飾る動物たちの浮彫


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↓特に目立ったのは東南の角に廻らされた浮彫装飾の動物たち


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↓内部は三廊式/日曜のミサが行われていました

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↓最後に華やかな薔薇窓を撮って

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ドゥオーモから伸びる狭い通りを抜けて

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 小さ広場に面したバールでチーズとハムをはさんだパニーニとカプチーノの簡単ランチをとり、バス停へ1Kほどでしたがキャリーをひいて歩きました。歩道は大理石を敷き詰めてあって石畳よりは歩きやすかったので良かったのですが、バス停が少し引っ込んだところにあるので分かりづらい・・・。それでも10分ほど待つと、時間表通りでバスが来ました。バスの切符はまたもや売っているところが遠いとかで、諦めて乗車。運転手さんもいいからと見逃してくれて、無賃乗車でした。


↓ピサの駅前のホテルに戻ってきました。前回と違うやや高級感のある内装でバス付でした。

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↓ひと休みの後、タクシーで郊外のGRADOグラードへ。続きます~


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