私の絵葉書美術館 [絵葉書コレクション(セー1、ソ-1)]
セガンティー二 Giovanni Segantini(伊)1858~1899
北イタリアとスイスの山岳風景を愛した19世紀イタリアの画家。ミラノのブレラ美術学校を卒業後制作活動に入る。製作年代順に3期に分かれ、1881~は山岳や農民の生活、1886~は更に高地の透明な陽光に接し、独自の分割技法を確立。晩年はアルプス景観の客観的な描写に専念しつつ、主題に形而上学的な意味を持たせた象徴主義を志す。
↓ミラノ/ブレラ美術館の春の牧草地
↓サン‣モリッツ(スイス)/セガンティー二美術館の自然の3部作1.死(消滅Vergehen)
↓同上の自然の3部作2.生(生成Vergehen)
↓同上の自然の3部作3.自然(存在Sein)
↓同上のアルプスの真昼
↓同上の悔恨の女
↓同上の十字架への接吻
↓同上の湖を渡るアヴェ・マリア
↓同上の水を飲むグラウビュンデンの女
↓ブダペスト国立美術館の生命の天使
↓チューリッヒ美術館のよこしまの母たち
↓同上のアルプスの牧場
↓同上の私はモデル
↓同上の編み物をする娘
↓ミラノ近代美術館の二人の母
↓バーゼル美術館のSavogninの早春
ゾッポ Marco Zoppo(伊)1432頃~1478
15世紀北イタリア派の画家。パドヴァのスクアルチョーネ工房で修行。画風は同じ工房のマンテーニャから大きな影響を受けた。鋭い輪郭と堅い彫塑性を持つ。後にはコズメ・トゥーラからの影響も受けた。
↓ペーザロ(伊)市立美術館のピエタ
ソドマ Sodoma(伊)1477~1549
16世紀初め、主にシエナで活動した画家。レオナルド・ダ・ヴィンチの影響を受け、1501年頃シエナに定住。周辺の修道院の壁画などの制作。レオナルドやラファエロなどの古典的な傾向を吸収しつつも、北方的な細部の写実性にいくぶん幻想的な雰囲気も持ち続けた。
↓フィレンツェ/ピッティ宮殿ギャラリーの聖セバスティアヌスの殉教
タグ:セガンティー二
私の絵葉書美術館 [絵葉書コレクション(スルバラン)]
特別編
スルバラン Francisco Zurbaran(西)1598~1664
17世紀前半のセビーリャ派を代表する画家。生涯にわたって主にアンダルシアの教会と修道院のために宗教画を制作した。強烈な明暗法と透徹した写実描写、静謐な画風により好評、次々と注文をこなす。1634年には旧友ベラスケスの招きでマドリードに滞在、歴史画の連作など制作したが、画家本来の画風には向かなかったようだ。1640年代に入ると若きムリーリョの台頭に押され衰退。再びマドリードに赴くが同地で客死。静物画は数少ないがスルバランの静謐で禁欲的な画風をよく示している。
↓マドリード/プラド美術館の神の愛の寓意
↓同上のボデゴン
↓シャルトル(仏)美術館の聖ルチア
↓マドリード/サン・フェルナンド王立美術アカデミーの白い修道士シリーズ4点
↓同上の修道士アロンソ・デ・ソトマイヤー
↓マドリード/テッセン・ボルミネッサ美術館の聖カシルダ
↓パリ・ルーヴル美術館の聖アポロ二ウス
↓リヨン美術館の聖フランチェスコ
↓ドレスデン国立美術館の祈るボナヴェントゥ―ラ
↓ロンドン・ナショナル・ギャラリーの白いカップと薔薇
↓同上のひざまずいて祈る聖フランチェスコ
↓ロンドン・ナショナル・ギャラリーの聖マルガリータ
↓ストラスブール美術館の聖ウルスラ
↓同上の聖アングラシア
↓ボストン美術館の左/聖ベトルス・トマス、右/コンスタンティノーブルの聖キュリロス
↓パサディナ(米)/ノートン・サイモン美術館の祈る聖フランチェスコ
↓同上の聖母の誕生
↓同上の静物/レモン・オレンジと薔薇
↓サンクトペテルブルク/エルミタージュ美術館の聖母マリアの少女時代
タグ:スルバラン