私の絵葉書美術館 [絵葉書コレクション(ダリ)]
ダリ Salvador Dali(西)1904~1989
シュルレアリストの画家。ダリには彼が生まれる前に亡くなった兄がいたが、その兄の名前を付けられたことから、「生を生きる前に死を生きた」という意識が彼をとらえるようになる。一枚のタブローの中に非現実と現実の二つの領域を描く生まれつきのシュルレアリストだったと言える。ダリの生涯での重要な出会いはガラとの出会いである。ガラはダリのミューズであり、「人生の航路を常に注意深く見守るかじ取り」の存在であった。82年ガラが亡くなると、制作意欲もなくなり7年後に死去。
↓ニューヨーク・近代美術館MoMAの記憶の固執(やわらかい時計)
↓フィゲラス(西)/ガラ=サルバドール・ダリ財団のガラの足・立体視絵画
↓同上のパン籠
↓同上の海を見るガラの首…リンカーン
↓同上のレダ・アトミカ
↓同上の3つのガラの顔の出現
↓同上の奇妙な廃墟の中で自らの影の上を心配でふさぎがちに歩き回る、妊婦に形を変えるナポレオンの鼻
↓マドリード/国立ソフィア王妃・現代美術センターの窓辺にたたずむ少女
↓マドリード/テッセン・ボルミネッサ美術館の目を覚ます1秒前.柘榴の実の回りを1匹の蜜蜂が飛び回ったために観た夢
マドリード/ソフィア王妃現代美術館のアナ・マリア(画家の妹)
↓セント・ピーターズ(フロリダ米)サルバドール・ダリ美術館の新人類の誕生を見つめる地政学の子供
↓同上のポルト・リガトの聖母の習作
↓同上のミレーの晩鐘の考古学的回想
↓同上のEcumenical Council
↓同上のチャイルド・ウーマンのメモリー
↓同上のセンチメンタルなお喋り
↓ヴェネツィア/ペギー・グッケンハイム・コレクションのUntitled
↓同上の液状化した欲望の誕生
↓ロッテルダム/ボイマンス美術館の頭が雲でいっぱいのカップル
↓ブリュッセル王立美術館の聖アントワーヌの誘惑
↓チューリッヒ美術館の薔薇の頭を持つ女
↓パリ/ポンピドー・センター国立近代美術館の部分的幻覚、ピアノに現れたレーニンの6つの幻
↓エクサンプロヴァンス(仏)/グラネ美術館のセザンヌとマティスの昼間の大アトリエ
↓ワシントン・ナショナル・ギャラリーの最後の晩餐
タグ:ダリ
私の絵葉書美術館 [絵葉書コレクション(ター1)]
ダヴィット Gerard David(フランドル)1460頃~1523
16世紀メムリンク没後のフランドルの代表画家。ヤン・ファン・エイクやメムリンクの影響が大きい。画風は静寂で厳粛な雰囲気を持つ。風景描写には後の風景画の成立を予告する綿密な観察が見られる。革新性に欠けるが15世紀ネーデルランド絵画の伝統を堅固に守り抜いた。
↓リヨン美術館のエッサイの木
↓ヴィンタートゥール(スイス)/オスカー・ラインハルト・コレクションのキリストと聖母マリアの会話
↓同上のピエタ
↓ニューヨーク/フリック・コレクションの十字架降下
↓ブルージュ(ベルギー)/グルーニング美術館のキリストの洗礼
↓同上の裁判図(シザムネスの皮はぎ)
↓ブルージュ/ノートルダム教会の祭壇画(中央はオリーブ山のキリスト)
↓バーゼル国立美術館の聖母子と奏楽の天使たち
↓ルーアン美術館の聖母子と聖女たち
↓ロッテルダム/ボイマンス美術館の風景の中の聖母子
↓マドリード・プラド美術館のエジプトへの逃避途上の休息
ダヴィッド Jacques Louis David(仏)1748~1825
フランス新古典主義を代表する画家。1774年にローマ賞を受け、1775~80年までローマに留学。サロン出品作が大好評となった。一躍新時代の先駆者となり、また政治活動にも積極的で、フランス革命後はナポレオンの首席画家として活躍。王政復古後はブリュッセルに亡命し、その地で死去。
↓ニューヨーク/メトロポリタン美術館のソクラテスの死
↓ニューヨーク/フリック・コレクションのダリュ伯爵夫人
↓パリ/ルーヴル美術館の皇帝ナポレオンと皇后ジョセフィーヌの戴冠
↓同上のレカミエ夫人
↓同上のマラーの死(アトリエのレプリカ/真作はブリュッセル)
↓ヴィンタートゥール(スイス)/オスカー・ラインハルト・コレクションのポーリン・ジャニンの肖像
↓ミュンヘン/ノイエ・ピナコテークのソルシ伯爵夫人
↓ブリュッセル王立美術館のヴィーナスと三美神に武器を取り上げられるマルス
↓同上のマラーの死
ダッディ Bernardo Daddi(伊)1280頃~1348
ルネサンス初期のイタリアの画家。ジョットの弟子。ロレンツェッティ(兄弟)らシエナ派からも影響を受けている。
↓パリ/ルーヴル美術館の受胎告知
ターナー Joseph Mallord William Turner(英)1775~1851
コンスタブルと並ぶイギリスの風景画家。49歳まで毎年のように国内、国外の旅を重ね、様々な自然現象をもとに感覚的な風景画を制作。44歳の時旅したイタリア以来、色彩は鮮やかさを増し、形と色は光の効果の下に混然一体となって、抽象的な表現と進んだ。ターナーの作品のみを展示するギャラリーが、テイト・ブリテンに付設されている。
↓ロンドン/テイト・ブリテンのノラム城、日の出
↓同上の難破船のいる荒れた海
↓同上の吹雪(浅瀬を進む蒸気船)
↓同上の静けさー海の埋葬
↓同上の海の怪物のいる日の出
↓ロンドン・ナショナル・ギャラリーの雨、水蒸気、速力(グレイト・ウエスタン鉄道)
↓同上の解体のため錨泊地に向かう戦艦テメレール
↓ニューヨーク/フリック・コレクションの夕刻、パケット・ボートの到着
↓同上のDIEPPEの港
↓ウィリアムズタウン(米)/クラーク美術研究所の浅瀬の蒸気船に警告するのろしと青い光
↓エジンバラ・ナショナル・ギャラリーのモダーン・ローマ(カンポ・ヴァッチーノ)1839
タマヨ Rufino Tamayo(メキシコ)1899~1991
タンギー Yves Tanguy(米)1900~1955
アメリカのシュルレアリスムの画家。キリコの作品から触発され、シュルレアリスム運動に加わる。1939年にニューヨークに渡り、以後アメリカで活躍。有機的な形と無機的な色彩、生命の発生と廃墟、未来都市の姿を空虚な静けさの中に描く。
↓ニューヨーク/ホイットニー美術館の購入Purchase
↓レンヌ(仏)美術館のインスピレーション
↓パリ/ポンピドー・センター・近代美術館の緩慢な日
↓チューリッヒ美術館の明日
ダーガー Henry Darger(米)1892~1973
アメリカ合衆国の作家、画家、芸術家、掃除夫。『非現実の王国で』の作者。誰に見せることもなく半世紀以上もの間、たった一人で1万5000ページもの作品を描き続けた。死後、アウトサイダー・アートの代表的な作家として評価されるようになった。
↓ロ―ザンヌ(スイス)/アート・ブリュ美術館の『非現実の王国で』(部分)