(2)松本(松本城、開智学校) [2020年秋 信州の旅]
9/28(月)
↓宿の朝ごはん(朴葉味噌)
↓朝食後にロビーに寄って、コーヒーを飲みながらモダンジャズを聴き
↓ビル・エヴァンスを久しぶりに聴きました。渋谷の「オスカー」懐かしい・・・遠い目。
↓泊まった部屋の名前は「常念」で、こちらの窓から晴れていたら常念岳が眺められますとのカードを見つけましたが・・・生憎の雲
10時半にはチェックアウトしてバスで松本市内に戻りました。バスターミナルから徒歩数分のホテルブエナベスタ(ここに4泊)へ。フロントに荷物を預けて、ティールームで休憩。紅茶とホットケーキで早めのランチとして、集合場所の松本駅へ。他の参加者は新宿から特急あずさで来られます。添乗員の若い男性も含めて総勢10名のツアーです。W社は年齢層が高いのですが、矢張り70~80代の老婦人ばかりです。同年配なので、すぐ打ち解けて旅が始まりました。
市内観光はマイクロバスですが、2席独占できてゆったりでした。ボランティアのガイドさんが旧開智学校と松本城、さらに縄手通りまで案内してくれました。松本愛あふれる方でした。
↓旧開智学校は明治6年に開校した最古の小学校のひとつです。
↓色ガラスなど隅々に文明開化の息吹が感じられる擬洋風建築です(国宝)
↓華やかな彫刻で飾られた正面玄関、バルコニー、塔。
内部には様々な資料が展示されています。中で印象に残ったのは、子守りの女子教育を行ったことです。家の事情で子守りに出された女の子たち・・・雇い主の事情で勉学を続けられなくなった子もいたようですが、教育の機会を与える取り組みに感動しました。
↓松本城公園を歩いて
↓以前来たときはこの赤い橋を渡ったので近かったのですが、城内に入るまでかなり歩きました
↓現存する日本最古の五重天守の城は国宝です。戦国時代の築城が始まりですが、秀吉に封じられた石川数正・康長父子による天守三棟などの増築によって基礎が固められました。戦国時代の優れた築城技術を今に伝えています。
↓黒門/本丸に入る正門
本丸御殿跡の広い敷地が広がり、そこを通り抜けると天守閣に登る観光客が列を作っています。天守閣に登る希望者は4人で、私は6階の天守まで行けず、途中の4階でギブアップ(涙)階段が急こう配なので、降りるほうが怖かったです。
↓四柱(よはしら)神社/ 縄手通り近くの神社です。
↓女鳥羽川の土手に沿った通り。神社の参道として発達した歩行者天国のお買い物ロードです。
夕方ホテルに戻りチェックイン。↓部屋はツインタイプで広く、食事用のテーブルと椅子も便利でした。
夕食はホテル14階のレストラン「ソルプレーサ」個室で、フレンチディナー。自己紹介があり東北、神奈川、千葉からの方たち。9月末までは東京はGo toに外れていますので、東京からの参加はゼロでした。添乗員さんはクルーズ専門で、国内はまだ慣れていないそうです。クルーズのお得意さんも何名か勧誘されて、参加されているようでした。どおりで、昼間とは打って変わってドレスアップ度が高かったのでビックリ!
9/28 9646歩
(1)札幌~松本 [2020年秋 信州の旅]
9/27(日) 千歳14:15→松本15:30(FDAフジドリームエアライン)/16:00・・・松本バスターミナル16:32/・・・美ヶ原温泉(すぎもと旅館1泊)
不要不急の外出を控え、三密にならないような生活厳守・・・そんな暮らしにも少々くたびれた感のあった頃に舞い込んだのが、海外のツアーで何度かお世話になったW社からのGo to travel キャンペーンです。人混みの少ない山岳観光、松本に4連泊と、なんとか条件に当てはまり、久しぶりに信州へ行くことになりました。
現地集合も選べますので、JALのマイレージを利用して松本へ。松本駅集合には間に合わないので、前日に出発し、以前宿泊して良い印象だった美ヶ原温泉の宿に泊まることにしました。
↓MAP
松本空港行の飛行機の搭乗率は50%ほど。札幌からは丘珠空港発の便は停止されたので、一日一便になりました。空港からバスで松本駅近くのバスターミナルへ。同じターミナルから美ヶ原温泉行のバスが出ます。降り立ったバス停は二十数年前当時大学生だった次女と来たところなので、楽勝と思いきや矢張り記憶は薄れていました。狭い路地を見逃してウロウロしましたが・・・なんとか目指す宿に着きました。
Go To の割引をネットで申し込み1万円ほど安く泊まれました。人気の宿&一人部屋なので、普段ですと予算オーバーでした。
↓部屋は上階。エレベーターがないことに気が付きましたが、手遅れ…その上当然ながらベットもありません。
やはり、畳の部屋は立ったり座ったりが老体にはきつい・・大浴場も遠いし・・・。
食事の時間になりました。以前と変わらず地下通路を渡って
↓食事処秋の花がお迎え
↓テーブルの間隔も広く
↓前菜から
↓馬刺しと岩魚のなめろう
↓牛肉と松茸
↓〆は信州そば(自家製)
他にも釜飯やデザート等々。以前に来たのは春だったので山菜のお皿が並んでましたが、秋なので・・・残念。
でもおなか一杯信州の味覚を楽しみました。
↓松本民芸の雰囲気はそのままに、改装したようです。中庭のお休みどころ。
以前と変わらない温泉浴場も、落ち着いて良い雰囲気でゆったりできました。