(3-2) 松本(安曇野) [2020年秋 信州の旅]
~続きです。
昼食後バスで向かったのは「安曇野ちひろ美術館」です。ちひろ美術館は東京にあることは知っていましたが、安曇野は?と不思議だったのですが、此処へきて疑問が解けました。安曇野の松川村はちひろさんの両親の故郷で、ちひろさん自身も幼い時から親しんだ心のふるさとだったのです。北アルプスを背景に広大な公園にミュージアムやトットちゃん広場などがあり、子供も大人も楽しめる工夫がされています。
↓美術館内部(内藤 廣設計)
娘たちが小さいころ岩崎ちひろの絵本を何冊か買い与えていましたが、あまり人気がなくて・・・大人の郷愁だったのかも。
美術館の学芸員のお話の途中で、館内に「絵本の歴史」コーナーがあることを知り、そっとグループから離れて行ってみました。見事に感が当たりました!ファクシミリ版のベアトゥス写本があったのです。
正確にはベアトゥスのヨハネ黙示録注解書 ウルジェイ写本」970年頃〈 ファクシミリ版〉(スペイン)です。
1ページしか見られなかったけれど、とても嬉しい出会いでした。
↓NETから
↓こちらは私の蔵書。価格は上のファクシミリ版の1/100ですが函入り、重いです。
先ほどのグループに戻ろうとしたとき、イヤホンガイドが入って、添乗員さんが私を探しています~あら大変と戻りました。この後は30分自由時間というので、トットちゃんの広場にある列車を見に行きました。
↓「トットちゃん広場」では『窓ぎわのトットちゃん』(黒柳徹子・文、いわさきちひろ・絵)に登場する電車の教室や図書館が再現されています。
↓スケッチする老人と犬
次はさらに南下して大王わさび農場へ。ここは再訪でした。以前の素朴な田園の雰囲気は薄れて、すっかり観光化されました。水車小屋も3軒に増えて、道祖神もあちこちに置かれていました。ここ自由散策でしたので、まず大王神社のほうへ。↓
↓大王窟
また階段!結局神社はあきらめて、↓わさび畑に戻り
↓橋を渡って水車小屋へ。
夕方ホテルに戻りました。夕食は自由食でしたが、添乗員さんに居酒屋さんに連れて行ってもらうことになり全員参加。居酒屋さん(城下町エリアの「しづか」)の2階の個室で、対面にはアクリル板で仕切られていて、多少は安心でした。味自慢のお店の焼き鳥、おでん、馬刺し、おにぎりすべて美味しかったです。でもお酒が入ると、どうしてもおしゃべりしてしまいます。耳が遠くなってきてますし・・・汗。
9/29 8054歩
(3-1)松本(白馬マウンテンハーバー) [2020年秋 信州の旅]
9/29(火)
朝食会場に近づくと何処からともなく、添乗員さんが現れて額にピッと検温してくれます。
↓ホテルの朝食はブッフェ形式で種類も豊富、一番おいしかったのはフレンチトースト(写真下のパン皿左)です!
ツアーバスの出発は8:30分。大型バスなので一人2席どころか4席(前後も空席)独占。バスガイドさんも落ち着いた話しぶりで、アルトの低い声での案内は好感度大でした。
長野自動車道を北上して白馬村まで。途中で道の駅安曇松川に寄りお買い物。長野でしか食べられないというナガノパープルという葡萄を購入しました。旅の途中で食べるつもりでしたが、結局冷蔵庫に保管して、札幌に持って帰りました。種無しのうえ皮ごと食べられるのがポイント。味はもちろん美味しいのですが、同じ値段だったらシャインマスカットのほうに軍配が上がるでしょう。
バスは高速道路から安曇野方面にそれて、小糸線と平行に走り北へ向かい、岩岳のゴンドラ乗り場まで2時間弱で
到着。ゴンドラを降りてから10分ほど歩くと、白馬マウンテンハーバーです。2018年にオープンした絶景テラスで、山頂が雲に隠れてしまいましたが北アルプスの絶景を楽しみました。
↓ガラスの展望台
↓「アルプスの少女ハイジ」の歌が流れて、絶景ブランコ乗り場がみえました。
ツアーのお仲間が二人挑戦して乗りましたが、私は遠慮して撮影係。
↓岩岳グリーンパーク/白馬村を見下ろすロケーション
再びゴンドラで降りて、バスに乗り昼食をとりました。レストランは今日は定休日でしたが、特別に開けていただいたので、他のお客さんは居なくてゆっくりできました。
↓「白馬庄屋丸八」古民家ダイニング
↓お座敷ですが椅子席でテーブルの間隔も開けて
↓
これにお蕎麦もつい
て美味しいと好評でした。
続きます~。